このブログでは、不登校や高校中退で悩まれている方、高認試験(高等学校卒業程度認定試験)を検討されている方、学習塾・予備校・オンライン授業をお探しの方、そしてその保護者の皆様に、役立つ情報やヒントになる情報をお伝えします。

不登校・ひきこもりになった私が早稲田大学に合格するまで!(後編)

四谷学院には、不登校や高校中退から夢を実現した生徒が毎年たくさんいます。
中学から成績に悩み、高1のときに不登校・ひきこもりに。1年間の休学の後、高校を中退。そこから四谷学院に入学して高卒認定資格を取得し、見事、早稲田大学に合格した宮崎さんもその一人です。

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後半では、宮崎さんの状況がどのように変わり、早稲田大学合格を実現したのか、その軌跡をご紹介します。

  実際に、お話を聞いてみました。

信頼できる先生との出会い

― 半年ほど何もしなかったことで、少しは休めましたか?
はい、何ヵ月も休んで少し先のことを考えられるようになって、とりあえず高卒資格を取ってみようと思いました。

自分で情報を集めてみて、最初は通信制高校に行くか高認試験を受けるかという選択肢で考えました。

― 高認を取ることに決めたのはなぜですか?
四谷学院で説明を担当してくれた先生の存在です。

通信制高校にも説明を聞きに行きましたが、四谷学院の先生は四谷学院のいい面だけじゃなくて、他に高卒資格を取れる選択肢とか、それぞれを比較したときのメリット・デメリットとかもちゃんと教えてくれたので、私のことを本当に考えて対応してくれているっていうのが分かって。すごく信頼できました。

私は四谷学院が一番今の自分に合っているのかなと思い、一緒に行った母も担当してくださった先生がとても信頼できて、四谷学院が一番いいんじゃないかって。二人の意見が合ったので、すんなり決まりました。

数年間何もしてこなかったから、打ち込めることがあるのが幸せだった

― 信頼できる先生に出会えてよかったです。では、四谷学院に入ってからの勉強はどうでしたか?
意外にも、勉強がツライと思うことは全くなかったです。むしろ数年間何もしてこなかったので、することがある、打ち込めることがあるというのが嬉しかったです。

― そして、高認は3ヵ月後の8月に取得できましたね。その後はどうしたんですか?
その後は希望進路を書いて面談で出すんですけど、高認を取る時点では大学受験のことはほとんど考えていなかったし、受かる自信もなかったので、専門学校を考えていると書きました。

そうしたら、担任の先生が「大学受験にも挑戦してみない?」って勧めてくださいました。

確かに、自分でも高認の勉強してみて、勉強って高校の時に思っていたよりしんどくないのかもしれないと思いました。

それでも迷いましたが、その後も何度か先生に勧められて、とにかくやってみよう、と思い、四谷学院の「高認からの大学受験コース」に入ることになりました。

「環境」次第で出せる能力は大きく変わる!

― それで早稲田大学を目指すようになったのですね。
いえいえ!最初は明治大学を第一志望にしていました。明治に受かるとは少しも思っていなかったけれど、予備校に通うからにはMARCH以上を目指さないとダメなのかなって。高認コースからの友達と、「明治にしよっか」みたいな感じでとりあえず志望校欄に書いてみた、という感じでした。

― 最初は早稲田なんて考えもしなかった、ということだったんですね。でも、そこからぐんぐん成績が伸びっていったそうですね。
自分では勉強ができるようになっているという実感はあまりなかったのですが。

でも、これは本当に恵まれたことだと思うんですけど、四谷学院では勉強がツライとかしんどいとか思ったことは一度もありませんでした。

― それはどうしてですか?
高校時代は落ちこぼれだった私が、四谷学院では「できたこと」をいつも褒めてもらえて。成績もそれなりに出ていて、精神的に安定していたのが大きいと思います。

私は、とてもいい環境で勉強できたと思います。

― なるほど、「環境」次第で出せる能力は大きく変わりますよね!

「私なんか受験することすら考えられない…」と思っていた早稲田に、合格

― 早稲田大学に挑戦しようと思ったのはいつ頃でしたか?
本当に入試直前、出願の手続きをする時に決めました。

私が早稲田に受かるなんてありえない、受験することすら考えられないと思っていたから、直前まで迷っていたんですけど。

だから親には「受けてはみるけど、自分の貯金で受験料を払う」と言ったくらいです。親は「いいからいいから」って言って出してくれたのですが。

― 受験を決めて本当によかったですね!早稲田の合格はどのように知りましたか?
合格発表はインターネットで見ました。緊張はしなかったですね。たぶん落ちてるけど、受けたから一応確認するって感じで。

そうしたら「合格」の文字が出てきて。驚くでもなく、嬉しいわけでも…いや、嬉しかったとは思うけど…とにかく不思議な感じでした。

― 高校時代の宮崎さんの状況を考えたら、確かに信じられないですよね。本当に素晴らしい結果です。これから大学でやりたいことはありますか?
行きたかった商学部に入れたので、経営とかマーケティングとか、実学的な内容を勉強して、将来の仕事や実生活で少しでも活かすことができればと思っています。あとは経営やマーケティングとも関係が強い心理学の勉強もしていきたいです。

目の前のことに一生懸命に取り組んでいれば、いつか何かの形になるはず

― それでは最後に、あの頃の宮崎さんと同じように悩んでいる人へのメッセージをお願いします。
私はずっと自分に自信が持てませんでした。四谷学院に入ってからも、入試が終わっても、ずっと自信はありませんでした。

大学受験も、合格なんて自分には絶対ムリだと思いつつ、目の前のことをひたすらやろうとだけ思って勉強していました。

目標があることはもちろんいいことだけれど、もし具体的な目標が見つからなくても、目の前のことをコツコツやり続ければ、その努力は報われる、いつか何か形になるはずです。

― 色々とお話を聞かせていただきありがとうございました。大学でも宮崎さんのご活躍を応援しています!

・四谷学院の担任の先生からのコメント
自ら多くを語る子ではなく、当時の私は、「今が元気であればそれでいい」という気持ちで見守っていました。中学・高校時代の詳細など、今回のインタビューで初めて知った事がたくさんあります。つらかったであろう過去を乗り越え、目の前の課題を、素直に真面目にマイペースに取り組んだ四谷学院での約2年間。その真摯な姿勢を思い起こすと、改めて宮崎さんを誇りに思います。未来の可能性が大きく広がった今、自分がしてみたい事に遠慮せずに、思いっきりチャレンジして欲しいです。今後は、大学生、社会人として成長した宮崎さんに会える日を、楽しみにしています。

夢を叶える道は、1つじゃない。

現在、全国の中高生のうち約15万人が不登校の状態だと言われています。高校に進学しなかった人や高校を中退した人は、毎年5万人以上に上ります。

その理由は、学校が合わなかった、いじめにあった、進路変更をした、病気、経済的なことなど、様々です。

でも、高校に行けなくても、高校を辞めたとしても、そこで人生が終わるわけではありません。例えば、定時制・単位制・通信制高校へ進学する道もありますし、高卒認定試験を受けるという道もあります。

高校生活に疑問を感じた人たちの中には、最初から高校には進学しないで、数ヵ月で高認試験に合格し、その後は自分のやりたいことに時間を充てる人もいます。

大切な自分の時間をどう使うか考えたとき、無理をして高校に通うことが最善の道ではないこともあるのです。

誰でも才能を持っている

不登校や高校中退を経験した後、医師になった人、看護師になった人、教師になった人、建築士になった人、プログラマーになった人、音楽家になった人、起業した人・・・。四谷学院には、自分に合った方法、ペースで夢を叶えた先輩たちがたくさんいます。

誰でも、才能を持っています。もし今、あなたが上手くいっていなかったとしても、「自分には才能がないんだ」と諦めるのは大きな間違いです。必要なのは、自分に合った環境を見つけること、自分を伸ばしてくれる人に出会うこと。そうすれば、あなたの人生はグンと変わります。

みんなと同じじゃなくてもいい。夢を叶えるための道は、色々あります。
「あなたの夢」は、何ですか?

四谷学院には最短4ヵ月の短期間で合格を目指す「高認コース」があります。高認試験の合格率は毎年90%以上! 通学コース・個別指導コース(通学/オンライン)・通信講座コースから選べ、高認合格後は「高認からの大学受験コース」で大学進学まで目指せます。
 
▼この実話をマンガ化しました!ぜひご覧ください▼

高認から難関大に合格!先輩たちの実録ストーリー