このブログでは、不登校や高校中退で悩まれている方、高認試験(高等学校卒業程度認定試験)を検討されている方、学習塾・予備校・オンライン授業をお探しの方、そしてその保護者の皆様に、役立つ情報やヒントになる情報をお伝えします。

高1で不登校→ひきこもりになった私が、早稲田大学に合格するまで!(前編)

四谷学院には、不登校や高校中退から夢を実現した生徒が毎年たくさんいます。
中学から成績に悩み、高1のときに不登校・ひきこもりに。1年間の休学の後、高校を中退。そこから四谷学院に入学して高卒認定資格を取得し、見事、早稲田大学に合格した宮崎さんもその一人です。

  実際に、お話を聞いてみました。

ある日プツっと糸が切れ、不登校、ひきこもりに。

― 不登校になる前は、どんな毎日を過ごされていましたか?
私は小学校から大学までの一貫校に、中学から入学しました。友達とは普通に仲が良くて、学校自体が嫌いということはありませんでした。

でも、初等科からいる子はずっと英語教育を受けていたので…。中学から入った私は落ちこぼれになり、成績はいつも最底辺でした。

― 成績で悩まれていたのですね。
はい、定期テストが終わるたびに親と一緒に呼び出されて。

それでも、どうしても勉強のやる気が起きず、ズルズル過ごしていて。それが積み重なって自己嫌悪になって、だんだんしんどくなってきてしまったのかもしれません。

― 「勉強=辛いもの」になってしまったんですね。そこから不登校になったのはいつ頃ですか?きっかけは何だったのでしょうか?
不登校になったのは高校1年生の10月頃からです。

ある日寝坊して学校を休んだことをきっかけに、プツっと糸が切れてしまい、そこから学校に行けなくなってしまいました。

高校を辞めることも、働くことも、怖かった

― その後も学校に行けない日が続き、高校を休学されたそうですね。
はい、しばらくして学校から「このままだと出席日数が足りなくなる」と連絡がありました。それでも、どうしても学校に戻る勇気が出ませんでした。

それで母が休学手続きをしてくれて、1年間は学校に籍だけ置いていました。

― その後はどうしようと思っていましたか?
ずっとこのままではいられない、どうにかしなければならないということは分かっていたのですが、学校を辞めることも働くことも勇気が出なくて。

働くにしても面接を受けなければならないので、高校を中退して何もしていないことを話さなければいけないと思うと、勇気が出ずに行動に移すことができませんでした。

― そうですよね…。
それで、半年くらいは引きこもりの状態でした。

周りの人は学校に行ってがんばってるのに、自分は何もしていないという罪悪感もあったので、テレビを見たり遊んだりすることもなく、ただ自分の部屋にこもっていました。

― 部屋からまったく出てこず、様子も見えない宮崎さんのことを、ご家族はとても心配されていたそうですね。
本当に心配とか負担をかけてしまったと思います。そのときは家族とも全く会話をしていませんでした。

― それはどうしてですか?
家族が一生懸命話しかけようとしてくれていたのは感じました。でも、もし一度でも答えてしまったら、「なんで学校に行かなくなったのか」も話さなければいけない気がして…。

それが怖くてずっと口を開かないでいたら、話すのも話し出すのも勇気がいるようになって、家族と話せなくなってしまったんです。

成績不振から不登校、そして引きこもりになってしまった宮崎さん。そこからどのように状況が変わり、早稲田大学合格を実現したのか。後編では、その軌跡をご紹介します。

後編のストーリーはこちら

あなたは、一人じゃない

不登校になっている人や高校を辞めてしまった人の多くは、自分だけが学校に行けていないと悩んでしまいがちです。

でも、全国の中高生の約15万人が不登校の状態だと言われており、そのうち高校に進学しなかった人や高校を中退した人は毎年5万人以上に上ります。

決して、あなた一人だけではありません。

スタート地点は人それぞれ

四谷学院では、今後の進路についてや勉強への取り組み方など、入学前の個別相談会を行っています。

不登校や高校を中退した方の理由は、学校が合わなかった、いじめにあった、進路変更をした、病気、経済的理由など、様々です。

また、その多くの人たちが「高校を辞めたいけど、これから先どうなるか不安…」「昼夜逆転の生活や、家に引きこもっている生活を変えたい」「中学の勉強も身についていなくて、自信がない」などの悩みを抱えています。

このブログで紹介している“不登校や高校中退から夢を叶えた先輩たち”も、最初から夢や目標を持って突き進んでいった人たちばかりではありません。むしろ、「とりあえず今の状況を変えたい…」「今は自分に自信はないけれど・・・」という人たちの方が多いです。

未来が無限に広がる

だから今、あなたの将来の夢や目標がはっきりしていなくてもいいんです。
大切なのは、夢や目標が見つかったときに、その進路を選択できることです。

それを可能にする方法の1つが、「高等学校卒業程度認定試験」(通称:高認試験)です。この試験に合格すれば、就職の際に高卒資格と同等に扱われるばかりでなく、大学・短大・専門学校・各種国家試験などの受験資格を得ることができます。

高認試験は、高校に進学しなかった人や高校を中退した人が夢を見つけたとき、その道を切り拓く手段の1つなのです。

合格だけじゃない、高認試験に挑戦するメリット

高認試験に挑戦するメリットは、合格すること以外にもいろいろあります。

試験対策のために四谷学院に通学するようになった、昼夜逆転が治った、友達ができた、いい先生に出会えた、勉強の仕方がわかった、自分もやればできることがわかった・・・

そして、最初は「私なんか…」と自信を失っていた人たちが高認に合格することで自信を取り戻し、自分の進路を自由に選択できるようになったことで、その先に進みたいという気持を持てるようになります。

もし今「このままでは不安」、「現状を変えたい」、「自分に自信をつけたい」と思っているのであれば、ぜひ一度、あなたのお話を聞かせてください。

四谷学院には最短4ヵ月の短期間で合格を目指す「高認コース」があります。高認試験の合格率は毎年90%以上! 通学コース・個別指導コース(通学/オンライン)・通信講座コースから選べ、高認合格後は「高認からの大学受験コース」で大学進学まで目指せます。

▼この実話をマンガ化しました!ぜひご覧ください▼

高認から難関大に合格!先輩たちの実録ストーリー