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心身の不調から入院。高1で高校を中退した私が、慶應義塾大学に合格するまで!|前編 【大学受験予備校 四谷学院】

最終更新日:2021/11/25

※この記事は約7分で読めます。

このブログでは、不登校や高校中退で悩まれている方、高認試験(高等学校卒業程度認定試験)を検討されている方、学習塾・予備校・オンライン授業をお探しの方、そしてその保護者の皆様に役立つ情報やヒントになる情報をお伝えします。

心身の不調から入院。高1で高校中退した私が、慶應義塾大学に合格するまで!(前編)

四谷学院には、不登校や高校中退から夢を実現した生徒が毎年たくさんいます。
中高一貫校に通っていた中井さん(仮名)は、日々の生活に余裕がなくなったことで心身ともに疲れ切ってしまい、入院。高1の秋に高校を中退しました。そこから四谷学院に入学して高卒認定資格を取得し、見事、私立最難関の慶應義塾大学に合格しています。中井さんは、慶應合格までにどのような道のりを歩んだのでしょうか。

  実際に、お話を聞いてみました。

心身ともに疲れ切ってしまい、入院。そして、高校中退。

― 中井さんは高校1年生のときに中退されたそうですね。中退する前はどのような状況でしたか?
私は中高一貫校に通っていたのですが、その時はとにかく自分に余裕がなくて。自分で自分を追い込んでしまい、心身ともに疲れ切っていました。それで体調を崩して、一時は入院するほどヒドイ状態でした。

退院してから一度は学校に戻って、学校と病院を両立していこうと思っていたのですが、かなりツラくて。病院の先生から少し休んだ方がいいと言われて、高1の10月頃に高校を中退することにしました。

― まずはしっかり療養することが必要だったんですね。高校を中退したあとはどのように過ごされましたか?
しばらくは病院に通うことだけに集中しました。1年半くらいは鉛筆すら持つことはありませんでした。

その時は毎日がツラくて。もう、どうしようもなかったです。

辞めた高校の人とも関わりたくなかったし、私は兄弟もいないし、親も共働きだったので、ずっと一人で家にいました。話をするのは週1~2回、通院している病院の先生とくらいでした。

― ご家族はとても心配されていたそうですね。
心配していたと思いますが、私がひどく落ち込んだり怒ったりしてまともに話せる状態ではありませんでした。

私自身も今までのことや今の状況を考えたら、家族に合わせる顔がなかったんですよね。

― とても辛い時間を過ごしましたね…。そこから四谷学院に入学するまではどのような経緯があったのですか?
親が、大学に行かなくても高卒・高認の資格くらいは取っておいた方がいいんじゃないかって調べてくれて。いろいろと情報収集してくれていたんです。

それで私の様子を見ながら、今の体調なら出かけられそうだなと思ったタイミングで「ここに行ってみない?」と四谷学院のことを勧められました。

やっと、自分の居場所が見つかった

― それで四谷学院の説明会に参加されたんですね。
はい、でも説明会に行くときはまだぜんぜん気持ちが前向きではありませんでした。

だから親には「嫌だったら行かなくてもいいんだよね!?」「話聞くだけでいいんだよね!?」と確認して、それでいいと言われたので「断ってもいいなら…」という感じで参加することにしました。

― 実際に説明会に参加してみていかがでしたか?
説明を担当してくれた方がすごく優しい感じで。いろんな状況の人、例えば私みたいに難しい状況の人でも受け入れてくれるのが伝わりました。
「高認予備校」とかって聞くと硬いイメージがあったけど、いろんな状況から高認を受ける人がいるということを理解してくれているのがわかって安心できました。

それで、「もし入るとしたら、ここなら・・・」と思って帰ってきました。

― 試しに参加してみて良かったですね!そして後日、入学を決められたと。
はい。せっかく説明会に行って自分が安心できる場所見つかったので、四谷学院に入学することにしました。

高認試験は5ヵ月で一発合格!

― 実際に入学してみていかがでしたか?
高認試験の対策は、個別指導を利用しました。個別指導なら自分のペースでできるから、長く勉強から離れていた私でもついていけました。

ちゃんと勉強するのが初めての科目も結構ありましたし、本当に基礎的なことも頭から抜けていましたが、四谷学院では本当にイチから全部教えてもらえたので安心して勉強できました。

最初の頃は体力がなかったので勉強していて疲れたなというのはあったけど、先生も私の様子を見ながら進めてくださったので無理なく続けることができました。

― そして5ヵ月後、高認試験に一発合格されたそうですね!
そんな言うほどスムーズに合格したわけではないですよ(笑)!試験当日は精神的にも体力的にも大変でしたが、個別の先生にいろいろ対策してもらったおかげでなんとかいけたという感じでした。

「まだ、ここにいたい」と思ったのが、大学受験を目指したきっかけ

― 最初は大学受験なんて考えていなかったということでしたが、そこから大学受験に挑戦しようと思ったのはどういう経緯があったのですか?
そうですね、高認試験の勉強を始めて数ヵ月たった頃には、四谷学院が自分の居場所になっていました。

今までずっと自分の居場所がないと感じていたのが、自分が行ける場所、所属する場所ができたことで、まだここにいたいなって思うようになって。それなら高認から大学受験を目指す「スリーハーブズコース」に入るかって。

― そんな風に思っていてくれたなんて、嬉しいです。当時、行きたい大学はありましたか?
この大学に行きたいっていうのはあまりありませんでしたが、医療系の学部に興味がありました。医学部というわけではありませんでしたが、今までの自分の経験を活かせる医療、臨床、福祉系の分野に行きたいなと思っていました。

最初は大学受験なんて考えていなかったけれど、せっかく見つかった自分の居場所を失くしたくないという理由で大学受験にも挑戦することになった中井さん。

そこからどのように進み、私立最難関の慶應義塾大学合格を実現したのか。後編では、その軌跡をご紹介します。

<後編のストーリはこちら>

あなたは、一人じゃない

不登校になっている人や高校を辞めてしまった人の多くは、自分だけが学校に行けていないと悩んでしまいがちです。

でも、全国の中高生の約15万人が不登校の状態だと言われており、そのうち高校に進学しなかった人や高校を中退した人は毎年5万人以上に上ります。

決して、あなた一人だけではありません。

スタート地点は人それぞれ

四谷学院では、今後の進路についてや勉強への取り組み方など、入学前の個別相談会を行っています。

不登校や高校を中退した方の理由は、学校が合わなかった、いじめにあった、進路変更をした、病気、経済的理由など、様々です。

また、その多くの人たちが「高校を辞めたいけど、これから先どうなるか不安…」「昼夜逆転の生活や、家に引きこもっている生活を変えたい」「中学の勉強も身についていなくて、自信がない」などの悩みを抱えています。

このブログで紹介している“不登校や高校中退から夢を叶えた先輩たち”も、最初から夢や目標を持って突き進んでいった人たちばかりではありません。むしろ、「とりあえず今の状況を変えたい…」「今は自分に自信はないけれど・・・」という人たちの方が多いです。

未来が無限に広がる


だから今、あなたの将来の夢や目標がはっきりしていなくてもいいんです。
大切なのは、夢や目標が見つかったときに、その進路を選択できることです。

それを可能にする方法の1つが、「高等学校卒業程度認定試験」(通称:高認試験)です。この試験に合格すれば、就職の際に高卒資格と同等に扱われるばかりでなく、大学・短大・専門学校・各種国家試験などの受験資格を得ることができます。

高認試験は、高校に進学しなかった人や高校を中退した人が夢を見つけたとき、その道を切り拓く手段の1つなのです。

合格だけじゃない、高認試験に挑戦するメリット

高認試験に挑戦するメリットは、合格すること以外にもいろいろあります。

試験対策のために四谷学院に通学するようになった、昼夜逆転が治った、友達ができた、いい先生に出会えた、勉強の仕方がわかった、自分もやればできることがわかった・・・

そして、最初は「私なんか…」と自信を失っていた人たちが高認に合格することで自信を取り戻し、自分の進路を自由に選択できるようになったことで、その先に進みたいという気持を持てるようになります。

もし今「このままでは不安」、「現状を変えたい」、「自分に自信をつけたい」と思っているのであれば、ぜひ一度、あなたのお話を聞かせてください。

四谷学院には最短4ヵ月の短期間で合格を目指す「高認コース」があります。高認試験の合格率は毎年90%以上! 通学コース・個別指導コース(通学/オンライン)・通信講座コースから選べ、高認合格後は「高認からの大学受験コース」で大学進学まで目指せます。

四谷学院では、「なりたい自分になる」あなたを精一杯サポートします。

 

四谷学院では、「なりたい自分になる」あなたを精一杯サポートします。 高認で、変わろう

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