こんにちは、四谷学院の田中です。
まずは、1つお話を紹介します。
半年ほど、少しずつ学習を進めていました。
ある日、友達のBさんに「国家試験の勉強をしている」と話したところ、
「自分もやってみたい!」
と、Aさんに半年遅れでBさんも勉強をはじめました。
しばらくしてから、2人とも模試を受けました。
成績を比べて見ると・・・
Bさんのほうがずっとよい成績だったんです。
勉強を始めたのは、Bさんのほうが遅かったのに。
「いったいどんな勉強法をしたんだ!?」
不思議に思って聞いてみると
Bさんはこんな風に答えました。
「最初の1ヶ月は、とにかく毎日、時間を見つけてすっごく勉強したよ」
集中した1ヶ月間のちがいが、その後の大きな差になったんです。
最初に集中して一気に力をつければ、その後の積み重ねが変わってきます。
これを「渡り鳥理論」といいます。
渡り鳥は、ロシアの方から何千キロメートルもの距離を飛んできます。
このとき、地面からある程度の高度に到達するまでの最初タイミングで、とてつもなく大きなエネルギーを使います。
しかし、上昇気流に乗ってしまえば、あとはそのまま目的地まで行くことができるんです。
これをたとえに使った言葉が「渡り鳥理論」なのです。
高認試験も最初が肝心
高認試験も同じことです。
最初はつらいかもしれません。
「あーもう!勉強したくない!」
という日もあるでしょう。
でも、「勉強クセ」が付いてしまえば、大丈夫!
「勉強しないと、なんだか落ち着かない…」
そんな風になってきます。
とにかく最初にがんばれば、後は自然とついてきます。
「渡り鳥理論」を信じて、最初の1ヶ月だけ、強い気持ちでがんばってみては?
試す価値、ありますよ。