こんにちは、四谷学院高認コースの田中です。
「令和6年度より高認試験が変わる」ということをご存じでしょうか?この記事では、具体的にどこが変更されるのかを解説するとともに、変更前の令和5年度高認試験の受験をおススメする理由をお伝えします。

令和6年度 高認試験の変更点

高認試験は令和6年(2024年)度から「新課程」に切り替わることが発表されました。8月におこなわれる予定の第1回高認試験より「地理歴史」「公民」の試験科目と合格要件、各試験科目の出題範囲を変更します。なお、免除できる高校の科目は入学年度によって異なるので注意が必要です。

社会科目の変更

構成の変更

社会科目は大きな構成変更があります。
現在の試験では、「地理歴史」の中から世界史は必須ですが、日本史か地理のいずれかを選択することができます。また、公民も3科目から1科目もしくは2科目選択することができます。しかし、変更後は「地理歴史」が大きく「歴史」「地理」となり、しかもどちらも必修です。「公民」については名前が変わり「公共」となり、こちらも必修。つまり、試験範囲が広くなります。

令和5年(2023年)までは科目選択ができるので、得意分野で受験可能です!

出題傾向の変更

今回変更になるのは、試験科目と合格要件、各試験科目の出題範囲です。つまり、試験時間に変更はない、ということです。同じ試験時間にもかかわらず出題範囲が増えることになります。すると、試験対策の方法にも変更が必要ですね。
特に「歴史」科目は、世界史と日本史の内容が統合された科目ですから、出題傾向や問題は大きく変更される可能性があるでしょう。

勉強量が増える

新課程では、「歴史」と「地理」が必須となり、さらに「公共」も科目数が増えています。対策に必要な学習時間も増加すると言えそうです。

まとめ:令和5年度試験までは対策がとりやすい

令和6年(2024年)度から高認試験の学習範囲が変わります。試験対策では、これまでの過去問題集や参考書・教科書類は使えなくなります。逆に言えば、令和5年の試験までなら過去問演習に十分取り組めるということ!教材や過去問がそのまま使えますし、これまでの出題傾向や対策も十分活用できますよね。
だから令和5年の受験がおすすめなんです。新課程に切り替わる前に高認試験に合格してしまいましょう!

高認試験令和5年度の合格を目指すなら、今からのスタートがベストです。
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