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保護者の方へ:「自分で決める」ことの大切さ。高認という前向きな選択に向けて

最終更新日:2020/11/12

※この記事は約5分で読めます。


こんにちは、四谷学院の田中です。
今回の記事では、高認試験を知った「きっかけ」と、実際に「スタートするまで」の流れにをご紹介します。
色々なパターンがありますので、これも一例とはなります。

(参考)初めて受験される方は要チェック!

高認試験を受験する方法 出願から合格通知の到着まで

きっかけ1:パンフレットを見つけて

本人はまだ消極的である場合、保護者の方が先に高認試験や高認対策の塾の説明会に参加することがあります。

通学コース入学 Aさんの場合:

入学説明会に参加し、通学コースのパンフレットをもらってきました。
直接本人に勧めるのではなく、リビングなどご本人の見えるところにそっと置いておきました。

しばらく経った時に、本人が見つけて
「こんなのがあるんだ。・・・やってみようかな」
と考え始めたようです。

そこで、「興味がある?」と声かけ、一緒に入学説明会に参加しました。(保護者は2回目)

本人に「高認試験」について伝える場合、ポイントは「押し付けない」ということです。
本人が自分から興味をもつようにじょうずに仕向ける、ということ。あまりいやらしくならない程度にしておきましょう(笑)。有用な情報を提示すること自体はとてもよいことですよね。もしかしたら、「何かしたいけれど、どうしたらいいか分からない」という状態かもしれません。そこで、1つの積極的な選択肢として「高認試験」を提示してあげることができれば、本人も前向きに取り組むことができると思います。

なお、保護者の方だけで入学説明会に参加して、即入学を決めるケースはまれです。
個別指導教室もふくめて、四谷学院の通信コースの場合は基本的にはありません。勉強をする本人の「意思」が重要です。

本人の意思の確認のためには、多少時間がかかることもあります。中には保護者が説明会に参加してから1年後に、はじめて本人が説明会に来て、そのまま入学を決めたというケースもあります。(保護者の方はすでに、内容をよくお分かりなのです)

通信講座の場合

通信講座での高認試験対策場合は、また別。
入学説明会に参加する必要もなく、自宅で手軽に学習できるのが通信講座です。
そのため、
「家にテキストおいてあったら、取り組むかも」
ということで、ご家族がお子様のために購入されるケースも珍しくありません。

ご家族の読みが当たって、手元にあるならとテキストに取り組んで、あっという間に合格してしまったケースもあります。
ただし、埃をかぶって1年経過・・・という場合もあります。
通学コースと同じように、事前にある程度は、本人の意思確認を行うことをオススメします。

きっかけ2:インターネットで目にして

通学コース入学 Bくんの場合:
ある日、「これをやってみたいんだけど」と子どもから相談がありました。
インターネットで自分なりに色々調べて、「高認」にチャレンジしたいという気持ちになったようです。

そこではじめて保護者が「高認」あるいは「四谷学院」を知りました。
そこで、子どもと一緒に入学説明会に参加することにしました。

保護者よりも先に、本人が四谷学院を見つけきた、というケースは少なくありません。
それでも、入学説明会で自分の気持ちを、お話できるのはほんの一部です。
「言葉が少ない = やる気がない」というわけではありません。そんなことは絶対にないんです。
どうしたらいいかわからなかったり、言葉にできなかったり、不安が大きかったり・・・
心は決まっていても、言葉や行動に移せるには、さらに次のステップに進む必要があります。
「入学説明会」はまだその入り口。ほんのひと言でも自分の意思が伝えられれば、それはとても立派なことです。

本人主導で入学説明会に参加される場合は、本人の意思はすでに固まっているので、すぐに入学・学習をスタートされる方が大半です。家族の方は、本人の意思を尊重して全力で応援されるケースが多いといえるでしょう。

高認対策を始めるポイント

2つのきっかけ、どちらにも共通して言えることは「本人の意思」です。

多くの高認生が、自信を失っているところからスタートします。
自信はないけれど、でも・・・「勉強を始めた方がいいと思う」「大学に行きたいかも」
そんな気持ちの芽生えです。

これは、周りにいる人がうるさく言っても仕方ないものです。
自然に、フツフツと湧き出てくる気持ちなんです。

ぜひこの「本人の意思の芽生え」を見守っていただきたいと思っています。

自分で決めたなら、がんばれる

四谷学院では、入学後にも担任の先生と面談を行っています。
ひとつ、私の印象に残っている面談での「やりとり」をご紹介します。

家にこもりがちだったCさんの場合

中学校では10段階評価のうち「3」、高校は行っていないというCさんとの入学直後の面談です。
しばらく、家から出ない生活をしていましたが、今回は「がんばりたい!」と入学。

先生「休み休みでもいいよ。」
生徒「自分で決めたから、がんばります。」

先生「これるときに来ればいいからね。」 ← しつこい(笑)
生徒「ハイ、でも行きます」

・・・

結果、なんと皆勤賞。
1日も休むことなく、毎日授業に通ってくれました。
最初の心配は、まったくのムダ、余計なお世話でしたね。笑
しかも、高認試験は高得点での大合格。こういうケースもあるんです。

Cさんの場合は、「自分で決めたことだから」というのが、ちからの源になっていたようでした。

「誰かにやれといわれたわけではない」
「「自分でやりたいと思ったことだから」
「「自分には目標がある」

強い気持ちが合格を呼びこみ、さらに大学進学へと進んでいけました。

 

 

四谷学院では、「なりたい自分になる」あなたを精一杯サポートします。 高認で、変わろう

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