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高校中退後に自衛隊に入るには?未来のために高認受験も考えよう!

最終更新日:2020/12/14

※この記事は約4分で読めます。

国防や国際平和への貢献、災害時の被災者救助など、国の危機に際し重要な役割を担う自衛隊にあこがれと尊敬の念を抱いている方も多いと思います。

自衛官は国家公務員ですが、応募資格はそれほど厳しくなく、国籍要件と年齢要件をクリアすれば応募できる種目もたくさんあります。

そこで今回は、高校中退後に自衛隊に入るための要件と、選択肢の幅を広げる高認試験合格について解説します。気になる年齢要件の上限も一覧表にまとめてあるので、高校中退後ブランクのある方は早めに応募資格をチェックしてください。

自衛隊の入隊に学歴は不要!18歳以上なら採用可能性あり

自衛隊にはさまざまな種目がありますが、応募資格に学歴が必要とされているものはごく一部です。組織の性質上、日本国籍を有することは必須ですが、ほかの要件は年齢のみという種目もいくつかあります。

自衛隊で応募資格が国籍と年齢のみの種目

種目 応募資格
一般曹候補生

(基幹隊員となる陸・海・空曹自衛官を養成する制度)

日本国籍を有する18歳以上33歳未満の者(32歳の者は、採用予定月の末日現在、33歳に達していない者)
自衛官候補生

(所要の教育を経て任期制自衛官になる制度)

日本国籍を有する18歳以上33歳未満の者(32歳の者は、採用予定月の末日現在、33歳に達していない者)
高等工科学校生徒

(中学校卒業予定者等を採用する制度)

日本国籍を有する中卒(見込含)17歳未満の男子
予備自衛官補

(一般社会人や学生を対象として、教育訓練修了後に予備自衛官として任用する制度)

(一般)日本国籍を有する18歳以上34歳未満の者

 
試験科目は、筆記試験・適性検査・口述試験・身体検査などです。

種目によっては高等学校卒業程度と同レベルの学力が要求されますが、高校の卒業は必須ではないため、国籍要件と年齢要件を満たせばほとんどの人が受験できます。しかも、種目によっては自衛隊入隊後に幹部昇任のチャンスもあります。

学歴不問の自衛官に高認が必要なワケ

自衛官になるために学歴は必ずしも必要ありませんが、高認試験に合格するとさらにさまざまな種目に応募できるようになります。そして、防衛省が管轄する各種大学校の受験資格も得ることができます。

また、自衛隊を除隊したのち、一般企業へ就職する際にも、高認合格者は中卒者や高校中退者にくらべて有利になる可能性があります。

高認試験合格で応募が可能になる種目

種目 応募資格
航空学生

(海上自衛隊・航空自衛隊のパイロットなどを養成する制度)

海上自衛隊:日本国籍を有する18歳以上23歳未満の者

航空自衛隊:日本国籍を有する18歳以上21歳未満の者

防衛大学校学生

(自衛隊の幹部自衛官となる者(パイロット要員含む)を養成する制度)

日本国籍を有する18歳以上21歳未満の者
防衛医科大学校医学科学生

(医師である幹部自衛官となる者を養成する制度)

日本国籍を有する18歳以上21歳未満の者
防衛医科大学校看護学科学生(自衛官候補看護学生)

(保健師・看護師である幹部自衛官となるべき者を育成するコース)

日本国籍を有する18歳以上21歳未満の者

 

18歳になるまでに高認試験に合格して、将来の選択肢を増やそう!

自衛隊にはたくさんの種目がありますが、多くの種目で応募資格が18歳以上となっています。高校中退後に自衛隊入隊を目指すならば、18歳になるまでの期間を有効活用して高認試験合格を目指しましょう。

高認試験合格後に防衛大学校などを目指す場合は、四谷学院の「高認からの大学受験コース」がおすすめです。

防衛省管轄の大学校は難易度が高いことで知られていますが、高認試験に早めに合格すれば、現役高校生より余裕をもって受験勉強に取りかかることができます。また、進学を目指さない場合であっても、高認試験の合格は大きな自信につながります。高認専門コースがある四谷学院で、高認試験合格を目指しましょう!

 

 

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