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高校生活が憂鬱、やる気が出ない・・・どうすればいい?

最終更新日:2021/08/13

※この記事は約6分で読めます。

高校生活が憂鬱、やる気が出ない・・・どうすればいい?
こんにちは、四谷学院高認コースの田中です。

四谷学院の高認コースには、いろいろな悩みを抱えた方が相談に来られます。
そのなかで、特に春先の3月~5月に多い相談が、

・ 第一志望の高校に落ちた・・・。受かった高校に行ってはみたものの、やる気が起きない
・ 何とか高校2年生になれたけれど、勉強についていけなくて苦しい
・ 中学もほとんど通えなかったけど、やっぱり高校もきつい・・・

といった内容のものです。

もしも、このページを読んでいるあなたが同じような悩みを抱えて学校に行きたくないと思っているなら・・・。あるいは、すでに学校を休みがちになっているなら・・・。その悩みは放置しないでほしい、
今のうちに解決策を探してほしい、そんな思いから今日はこの記事を書いています。

動けなくなる前に別の方法を見つけることが大切

動けなくなる前に別の方法を見つけることが大切
なぜこのように言うかというと、悩みを抱えたまま無理して学校に通ったり、勉強をがんばり続けたりすると、ある日突然ココロの糸がプツッと切れてしまうことがあるからです。
そこから不登校になってしまう人、さらに引きこもりの状態になってしまう人も少なくありません。

そうなってしまうと、また元気に学校へ通ったり勉強したりできるようになるまで、何年もかかることもあります。
「え、そんなに長く?」と思うかもしれませんが、これは珍しいことではないんです。
四谷学院でも、そういった生徒さんをたくさん見てきています。

動けなくなってしまってからの再スタートはなかなか大変です。
だからこそ、動けなくなる前に、自分に合った別の方法を見つけてほしいのです。

まずはだれかに相談してみる

一人で悩む必要はありません。
だれかに今の気持ちを話すだけで、すっとココロが楽になることだってあります。

まずはだれかに相談してみる

一人で悩む必要はありません。
だれかに今の気持ちを話すだけで、すっとココロが楽になることだってあります。

・周りの大人に相談してみる
今の自分の気持ちを、親や担任の先生など、信頼できる大人に素直に話してみましょう。
人生の先輩として、あるいは一人の人間として、一緒に解決策を考えてくれるはずです。

・カウンセラーの先生に相談する
スクールカウンセラーや、もし体調面で何か不安な症状があるなら、心療内科の先生に相談してみるのも選択肢のひとつです。

心療内科へ行くことに抵抗を感じる人もいると思います。
でも、心療内科はココロの風邪をケアするところ。風邪を引いたら内科へ行くように、ココロが疲れたら心療内科に行くのは普通のことなんです。

・都道府県や市区町村の相談窓口を利用する
自治体の相談窓口を利用するのもおすすめです。

ほとんどの自治体では、不登校や引きこもりをサポートする相談窓口を設けています。
うまく話す自信がなくても大丈夫! 相談相手は心理カウンセラーや有資格者だから、あなたの気持ちを上手に聞き出してくれます。

相談方法は窓口によって違うので、自治体の公式ホームページから“学校・教育・子育て”に関するサイトを確認してください。

・四谷学院でも相談に乗っています
四谷学院では、今までたくさんの高認生を見てきたプロのスタッフが相談を担当します。
もちろん、相談のあとに電話などでしつこく勧誘することは一切ありません。悩んでいることがあるなら、気軽に相談に来てほしいです。

高校以外にも自分の居場所を探してみる

とりあえず高校に籍を残しておきたい場合は、こんな方法もあります。

・塾で勉強する
「学校は通えないけど、塾には行ける」という人は結構多いです。
実際、四谷学院にも、そのような方たちが通っています。高校に行くのが辛かったら、高校じゃなくて塾で勉強すればいいって思いませんか。
課題や部活がない分、集中して勉強できるのも大きな魅力。気持ちを将来に向けて、大学受験や専門学校を目指すのもアリです。

・フリースクールに行ってみる
フリースクールは学校ではないけれど、居場所を探している人にぴったり。
入学資格はないし、主体性を尊重してくれるから、無理に他人と合わせる必要がありません。

フリースクールは、元気を取り戻すことを目的とするタイプや学校復帰を目標とするタイプ、自宅でサポートを受けられるタイプなどいろいろな種類があるので、自分に合うところを探してみてください。

・高認を受験してみる
高認(高等学校卒業程度認定試験)とは、高卒者と同等以上の学力があるかどうかを認定するための試験です。
高認に合格すると、大学や短大、専門学校や一部の国家試験の受験資格が与えられます。
また、就職でも高卒者と同じようにあつかわれるようになります。

高認合格に必要な科目数は最大8~10科目ですが、高1あるいは高2を修了した人なら免除科目があります。
たとえば、高2を修了し全科目免除になる場合は、何か1科目(得意科目でOK)だけを合格すれば高認を取得できます。また、高1を修了しただけでも、半分以上の科目が免除される場合がほとんどです。

免除科目の詳細は以下のページで確認できます。ちょっと細かいですが、興味のある方はのぞいてみてください。

高等学校で修得した単位による免除要件 | 文部科学省

最終学歴を大卒や専門学校卒にするつもりなら、高校卒業にこだわらなくても大丈夫。
高認に合格して、本当に行きたい大学・専門学校を目指してがんばればいいんです。

高認も高校に在籍したまま取得できるので、高認に合格してから、高校に残るかどうかを考えることもできます。

こんな風に、高校に在籍したままやれることもいっぱいあります。

とはいえ、高校に在籍していること自体が苦しい場合だってありますよね。
四谷学院でさまざまな状況の生徒さんを見てきた私たちからすると、苦しいなら“高校生”という枠から解放されてもいいんじゃないかな、と思います。

あなただけじゃない!高校中退から羽ばたいた先輩たち

あなただけじゃない!高校中退から羽ばたいた先輩たち
ここで、みなさんにご紹介したい人がいます。

高校生活で悩みを抱え、家族とも一切話をしない引きこもり状態になってしまった先輩、宮崎真美(仮名)さんです。
彼女は、自信を取り戻して前に進み出すまでに時間がかかりましたが、それでも苦労を乗り越え早稲田大学に進学しました。

高1から不登校・ひきこもりになった私が早稲田大学に合格するまで!

宮崎さんだけではありません。ほかにも高校卒業とは別の方法で前に進む道を見つけ、社会で活躍している人たちがいます。

高校中退、22歳までフリーターだった私が、夢を叶えるまで!
高校に馴染めず不登校、そして中退した私が、夢を叶えるまで!

社会で羽ばたくために、高卒という学歴は必ずしも重要ではありません。未来へ進む方法は人それぞれです。大切なのは、自分に合った道を、自分で選択して進むことです。

高校へ行くのがつらくなったら、相談してください

高校へ行くのがつらくなったら、無理をしないでください。
ココロの糸が切れてしまう前に、できることを探しましょう。人に話を聞いてもらうだけでスッキリすることだってあります。塾やフリースクールに居場所を見つけるのもアリです。

高校生を続けることに疲れた場合は、高認受験も考えてみてください。
四谷学院では、短期間で高認合格を目指せるコースのほか、大学進学を視野に入れたコースもご用意しています。個別指導コースや通信講座もありますので、まずはお気軽に資料をご請求ください。

 

 

四谷学院では、「なりたい自分になる」あなたを精一杯サポートします。 高認で、変わろう

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