高校1年生・2年生で高校にあまり登校していなかった人や高校を中退した人、海外の高校に行っていた人で、通信制高校などに入って高卒資格を取ろうという人、結構いると思います。
でも、高校1・2年生からでは、高校3年生の年齢では卒業できない場合もあります。
特に高2の年になってしまうと、高1の単位がまるまる取れていないので、高2・3で挽回することができません。高1の年でも、残りの日数が少ない場合は同じです。
では、そういう人たちは、大学や専門学校への現役合格を諦めるしかないのでしょうか……?
目次
高校2年生からでも、現役合格は諦めなくていい!
それでもあなたが、「みんなと同じように現役で大学や専門学校に進みたい!」と思うなら、諦めないでください。ちゃんと方法はあります。
それは、高認試験に合格することです。
高認試験とは、高等学校卒業程度認定試験のこと。
以下の8~10科目に合格することで、高校を卒業しなくても高卒者と同等の資格が国から与えられ、大学や短大、専門学校、国家試験を受けることができます。
高認なら、最短2ヵ月で合格も可能!その理由とは?
「高等学校卒業程度認定試験」と聞くと難しそうですが、四谷学院では、小学校から不登校、通院中であまり無理できない、という人でも、ほとんどが1年以内で高認試験に合格できています。
最短2ヵ月で全科目合格している人も、毎年います。
その理由は、大きく3つあります。
(1)試験の内容は高校1年生の教科書レベル
「高等学校卒業程度」と言っても、実際は高校1年生の教科書レベルが把握できているかを確認する試験です。ハードルはそれほど高くありません。
さらに、合格点は例年100点満点中の40点くらい。合格ラインも高くありません。
また、中学や高校受験のように合格定員がないので、他の人と競争する必要はなく、合格点に達した人すべてが合格になります。
(2)高認試験は免除科目が多い。全科目が免除という場合も!
先ほど、8~10科目に合格しなければならないと言いましたが、
高1を修了しただけでも、残り数科目になるケースがほとんどです。
高2を修了している人であれば、全科目が受験免除になり、1科目(得意科目でOK)だけ合格すれば良いケースもあります。
免除科目は、文部科学省のHPで確認することができます。
確認の仕方がわからない人は、四谷学院の専門スタッフが一緒に確認しますよ。
(3)何度でも受験できる!
高認試験は、全科目を一度に合格しなくていいんです。
一つでも合格した科目があれば、その科目はずっと合格資格を維持できます。
他の資格試験のように、「〇年以内に全科目合格しないと、合格した科目も無効になる」ということはないんです。
さらに、試験は毎年8月と11月の2回、実施されるので、チャンスも多くあります。
受け方は人それぞれ。自分に合った方法で進めよう。
たとえば、高2の夏から高認対策をスタートする事例を見てみましょう。
【パターン1】Aさんの場合
1.高2の夏休みから高認対策をスタート
2.11月に高認試験にチャレンジして合格!
3.12~3月までは個別指導で大学受験に臨むための基礎固め
4.4月から本格的な大学受験対策
⇒高校3年生の年に、大学に現役合格!
【パターン2】Bくんの場合
1.高2の夏休みから高認対策をスタート
2.9月からは「スリーハーブズ(高認からの大学受験コース)」にも入り、高認と大学受験の勉強を両立
3.11月に高認試験に合格(残りの時間は大学受験対策に集中)
⇒高校3年生の年に、大学に現役合格!
【パターン3】Cくんの場合
1.高2の夏休みから高認対策をスタート
2.11月に高認試験にチャレンジし、2科目落とす
3.大学受験対策もスタートし、12~3月までは個別指導で大学受験のための基礎固め
4.4月からは本格的な大学受験対策
5.高3の8月に残りの2科目を受験して合格(残りの時間は大学受験対策に集中)
⇒高校3年生の年に、大学に現役合格!
このように、四谷学院では、多くの人が高認を取得して大学合格まで進んでいます。
それは、高認なら、自分に合う形で大学受験の勉強と両立しながら取り組むことができるから。
高2からでも、まだ現役合格は諦めなくていいんです。
まとめ
高認を目指す理由や時期は、人それぞれ違います。
あなたの状況や学力に合わせて、何通りもの方法があるので、自分に合った方法で有利に進めましょう。
四谷学院では、一人ひとりの状況や学力に合わせて無理なく高認合格を目指せるように、「通学コース」「個別指導コース」「スリーハーブズ(高認からの大学受験コース)」「通信講座」の4つの高認コースをご用意しています。
どのコースがいいかわからない場合はもちろん、今後について悩んでいる方・相談したい方もお気軽に説明会にご参加ください。高認のプロが状況をうかがい、ぞれぞれの方に合わせた学習カウンセリングなど、さまざまなご相談に個別に応じます。