こんにちは、四谷学院の田中です。

「人生、学歴だけじゃない!」という言葉、本当にその通りだと思います。
四谷学院の高認コースに入学された方で、高校中退でも社長さんをやっていた方が何人もいらっしゃいます。本当の力があれば、社長にだってなれるという証明とも言えるでしょう。

でも、不思議に思いませんか?
なぜ社長という地位を手に入れたのに、今さら「高等学校卒業程度認定試験」を受けようと思い立ったのでしょうか?

高校を中退して困ったこと

実際、高校を中退して困った!という例をいくつかご紹介します。

アルバイトで不採用

学校を辞めて時間もあったし、趣味や旅行にお金も必要だったのでアルバイトをはじめようと思った。
しかし、10代向けのアルバイトの面接では、まさかの不採用連発・・・・。

なぜ??高校生じゃないから??

シフト変更が多い

バイト先の店長から
「高校へ行っていないから時間がたくさんあるから大丈夫でしょ」
と、急なシフト変更を頻繁にお願いされた。
「自分も忙しい」
と言っても、相手にしてもらえず断わりきれない。

ほかの学生バイトには「学校だから仕方ないよね」と甘いくせに!!

希望する進路に進めない

犬が大好きだけど、家族にアレルギーがあるから飼えない。
ほかに犬に関われるような方法はないかな?と考えているうちに、トリマーになりたいと思うようになった。
でも、高校を卒業していないから専門学校に出願すらできなかった。

中卒でもとれるトリマー資格はあるけれど、やっぱり認可のある専門学校に行きたい!

昇進時の障害になる

中卒で入った今の職場。自分なりにがんばって働いてきて、周りからの信頼も得てきた。
そこで、職場で上のポジションを狙って昇進試験を受けようとしたら、「中卒」の学歴では昇進を狙えなかった。

これまでがんばって働いてきたのに、今更、昇進の障害になるとは・・・

国家資格の受験資格がない

保育士さんが不足しているとニュースで聞いた。昔から子どもは好きだし、お世話もじょうずだと言われる。
専門学校や短大に行かなくても「保育士試験」を受験するれば資格が取れるとのこと。
じゃあ、保育士試験を受けよう!と思ったが、中卒では受験資格をとるのに5年以上の実務経験が必要とのこと。
高卒だったら2年の実務経験で受験できるし、専門学校・短大・大学を卒業していれば、いつでも受験できる。

いいな、すぐに保育士さんになれるんだ。

自分の学歴が子どもの未来に影響する

会社を立ち上げ、日本と海外を行ったり来たりしながら仕事をしてきて、40台後半。
将来、自分の子どもが海外に住んで仕事をしたいとなった時に、親の学歴のせいで子どもの未来を広げられなくなることを知った。
仕事上は学歴がなくても問題はなかったし、まさか子供の未来に影響するとは思っていなかった。

若い方が頭も柔らかいし、もっと早くに動いていれば良かった。

自分の可能性を広げる選択

実は、四谷学院の生徒さんの中で一番多いのは、
大学に行きたい!けれど、高校を卒業していないと大学受験できない!
という悩みです。

ここから一歩踏み出して「なりたい自分」になるためにがんばりたい!と
まずは高卒認定試験に合格、そこから行きたい大学を目指すという道を選んだのです。

高校中退はネガティブな選択ではない

高校中退や中卒というと、ネガティブイメージを持つかもしれません。
しかし、それはその時だけです。
その後、あなたがどう動くかによって、未来はどうにでも開けていくんです。

高校中退・中卒を選択したことによって、逆に幸せな選択となった生徒さんがほとんどです。
思い返してみても、「高校辞めなきゃよかったー!泣」という声を聞いたことはありません。

というのも、四谷学院でがんばる生徒さんたちは未来への「最初の一歩」を踏み出した人たちだから。

高卒認定試験合格後は

高卒認定試験に合格することによって、高校卒業者と同等の学力があるとみなされます。
たとえば、全ての専門学校・短大・大学への進学が可能です。
国家資格をはじめとする、様々な資格試験の受験の条件を満たせるようになります。
さらに、お仕事上でも、高校卒業者と同等にみてもらえます。

何よりも「高校に行かなかった、中退した」というネガティブな気持ちが変わってきます。
「高卒認定試験(高認)」はあなたにとって積極的な選択の1つです。

最後に、四谷学院の卒業生のKさんをご紹介します。

夢はかなう

高校を中退した後に、四谷学院に入学したKさん。
小さい時大好きだったお家のリフォーム番組(ビフォー・アフター)のような仕事するのが夢だった。
そこで、まずは高卒認定試験に合格し、それから大学へ。
その後、念願の建築士・インテリアコーディネーターの資格を取得!

現在では、大手企業で住宅雑誌の取材を受けたりして活躍中です。