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【高認試験】願書の書き方-免除科目の申請の仕方【動画でわかる高認出願】

最終更新日:2022/10/22

※この記事は約5分で読めます。

高認試験の願書の書き方について、特に間違いやすい「免除科目の申請の仕方」。
動画でわかりやすく解説しています。

高認試験で合格した科目がある方や、高校中退して一部の単位を修得できている方は、チェックしてみてくださいね。

初めての受験方はこちらもチェックしましょう!

【高認試験】願書の書き方-初めての高認受験&免除科目なしの場合【動画でわかる高認出願】

文字で確認したい方は、こちら!

高卒認定試験の出願手続き~免除科目がある場合~

高卒認定試験の出願手続きについて免除科目がある場合の注意点を解説します。

高卒認定試験は通常8科目から10科目を受験しますが、科目の免除が認められる場合があります。
免除科目があれば試験で受験する科目が少なくなり、学習の負担も減ります。
高校に1年あるいは2年通っていたなど免除の可能性ある方は必ず事前に確認をしましょう。

受験科目を決める

受験が必要な科目は人によって異なります。
高校や高専の1年生または2年生を終了している人は、学校に単位修得証明書を発行してもらい、免除科目を確認しましょう。
単位修得証明書は学校独自の証明書ではなく、文部科学省のホームページにある高卒認定試験を受験する人様の様式で作成してもらいましょう。
学校独自の単位修得証明書では、免除になるはずの科目を免除にしてもらえない場合があります。

▼文部科学省:単位修得証明書・単位修得見込証明書様式
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/05033001.htm

2通発行してもらい1通は未開封のまま出願用に保管しておきます。
※未開封であればいつ発行してもらったものでも使用できます。
もう一通は開封して免除科目の確認をします

免除申請の仕方

出願の際に単位修得証明書を提出するだけでは科目免除されません。
必ず受験願書履歴書の「免除の申請」の欄に正しくマークをして免除の申請をしましょう

単位修得証明書の見方

確認するのはこの3か所

・免除に必要な修得単位数

・卒業までの単位数(学校設定単位数)

・修得単位数

免除に必要な修得単位数と卒業までの単位数が異なる数字の場合は、卒業までの単位数が優先されます。


例えばこの場合、免除に必要な修得単位数が「4」であれば、実際の修得単位数は「4」以上であれば免除されます。
ただし卒業までの単位数が「3」である場合。修得単位数が「3」であっても免除されます。
また修得単位数が卒業までの単位数に足らない場合でも、免除に必要な修得単位数を満たしていれば、その科目は免除されます。

一覧にするとこのようになります

受験願書履歴書のマークシート

「⑥受験科目及び認定試験の一部免除を願い出る科目」の左から順に特に注意が必要な項目を解説します。

公民

「現代社会」は「倫理」「政治・経済」と一緒には受験できません。
過去に免除になっている人を除き、「現代社会」は「倫理」「政治・経済と一緒に免除申請ができません

例えば「現代社会」受験にマークする場合、「倫理」「政治・経済」のいずれかに免除がある場合にも、免除にマークは不要です。
「現代社会」を受験する場合で、「倫理」または「政治・経済」に前回までの試験で合格している場合には「合」をマークしなければいけません。

地理・歴史

「日本史」「地理」どちらも免除申請ができるとしても、どちらか一方1科目しか免除申請はできません。いずれか一方をマークしましょう。
「日本史」と「地理」は両方一緒に受験免除申請できません。
例えば 「地理A」が免除であれば日本史は受験できません。

「日本史」「地理」いずれか合格している場合には受験できません。
例えば「地理A」を合格している場合には「日本史」は受験できません。

理科

「科学と人間生活」を受験する場合、「○○基礎」の科目のうち1科目のみ免に丸をつけて免除申請をします。
例えば「物理基礎」「化学基礎」の2科目を免除申請できるとしても、いずれか1科目だけ免除申請をします。よって「物理基礎」「化学基礎」のどちらか1科目のみ「免」にマークをします。

「科学と人間生活」を受験する場合、合計2科目に合格している場合にはそれを超えて受験できません。
前回までに「生物基礎」と「地学基礎」を合格して、今回は「科学と人間生活」で受験する場合、合格している2つの科目は必ず「合」に丸をしておかないといけません。

高認試験の免除申請において、合格・免除のマークには注意が必要です。

 ★過去に高認試験で合格している科目についてはすべて「合」に印を付けます。   

 ★「免」に印をつけるのは免除申請をする科目のみです。  免除申請をしない科目については単位を習得していても記入しません。

ただし、一度受験していて通知書に免除科目として記載されている科目は、決められた科目数以上になっても必ず願書の免除欄にマークをしなくてはいけません。

まとめ

受験科目や免除科目は決められた科目数以上にマークをすると、願書を受け付けてもらえない可能性があります。
文部科学省から連絡がきて修正の手続きをしなければいけません。文部科学省からの連絡に気付かず放置してしまうと、受験ができなくなってしまうのでご注意ください。
ミスがないようにして出願しましょう!

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