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高校中退率は?何年生で中退する人が多い?

  公開日:2017/11/07
最終更新日:2019/09/13

※この記事は約4分で読めます。

こんにちは、四谷学院の田中です。

「高校中退を検討している」と、ご本人や保護者様から相談をいただくことがあります。
その検討の資料となる知識として、高校を中途退学(中退)する人の数やその理由について確認してみます。

高校中退者は減少傾向

平成26年度の調査によると、高校における中退者の数は、53,403人です。前年度は59,923人。
全体に対する中途退学者の割合は1.5%(前年1.7%)でした。

中途退学者数の推移をグラフを見ると、ピークは平成2年度で、年間12万人もの方が高校を中退していました。
現在は、ピークの半分以下になっており、近年減少傾向にあることが分かります。


※平成16年度までは公私立高等学校を調査。平成17年度からは国立高等学校、平成25年度からは高等学校通信制課程も調査。

中退の理由はいろいろ

次に「中退の理由」を見てみましょう。

中途退学の主な理由(平成26年度)
・「学校生活・学業不適応」34.9%
・「進路変更」34.8%
・「経済的理由」2.3%

具体的には、このような理由が挙げられています。

「勉強がわからなかった」
「出席日数等が足りず、進学できない」
「学校の雰囲気や校風が合わなかった」
「友達など、人間関係がうまくいかなかった」
「問題行動を起こした」
「第一志望の学校ではなかった」
「経済的に早く自立したいと考えた」
「早く家を出たかった」
「学校以外に興味のあることができた」
「健康上の理由」
「経済的な理由」 など

このほかにもさまざまな理由で、高校を中退しています。

不登校から中退へ

学校に行かない・行けない、いわゆる不登校生徒のうち、結果的に中途退学となった人数は、15,058 人(前年度16,454 人)。
不登校の生徒数は53,154 人ですから、そのうち28.3%が中途退学となっています。
中退の理由にも挙がっているように、「休みが多く進学ができない」ということが理由で、不登校からそのまま中途退学にいたるケースが30%弱となっています。

なお、学年が上がるごとに、中退数は減少しています。

中途退学者の本音

平成23年に内閣府が「高等学校中途退学者の意識に関する調査」を行っています。
こちらのアンケートから、中退した方の「本音」が見えてきます。

学校を辞めた後、進路を決めるときに苦労したことは?

「適切な情報を得る方法が分からない」 19.2%
「地元に仕事がない」18.1%
「仕事をしていく自信が持てない」16.4%
「保護者と意見が合わない」16.2%

相談相手がいなかったり、保護者に相談しても意見が合わなかったり、仕事があっても「中途退学」にコンプレックスを感じてしまう、という様子がみてとれます。
また、本人だけでなく、保護者も適切な情報を得られないことが次に進むネックになっているのかもしれません。

3年後の自分は・・・?

「正社員として働きたい」35.9%
「大学に進学したい」12.9%
「まだどうしていいかわからない」11.5%
「専門学校に入学したい」10.1%

正社員として採用される場合には「中卒」では厳しいという現実があります。
また、大学や専門学校に進学する際には、高卒資格が必須となります。
多くの方が「勉強への復帰の必要性」を感じていることが分かります。

この記事の参考資料:
「平成26年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」について」平成27年9月16日(水)文部科学省初等中等教育局児童生徒課

「高認資格」を取るという選択

人間関係に悩んで中退した方の場合は、学校に通うこと自体が負担に感じるかもしれません。
あるいは、勉強についていけるかどうか心配、ということもあるでしょう。
「全日制の高校への復学」はハードルが高いかもしれません。
すでに、アルバイトで働いていたり、家族がいる場合にはなおさらです。
時間的負担・経済的負担も配慮したいものです。

そこで選択肢の1つとして知ってほしいのが、「高等学校卒業程度資格認定試験」です。

試験は年2回。この資格試験に合格すれば、高校卒業と同程度の学力とみなされ、専門学校はもちろん大学に進学することもできます。
就職や国家試験の受験も、高卒の方と同じように扱われます。

あなたの可能性や選択肢を広げるための第一歩になるかもしれません。

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