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高認を取得した場合の学歴はどうなるの?履歴書の書き方や注意点を解説

最終更新日:2020/11/10

※この記事は約3分で読めます。

高等学校卒業程度認定試験(高認試験)は、高校を卒業していない人なら、だれでも受けられる試験です。合格すれば、高卒者と同等の学力があると認定されます。

しかし、高卒の学歴が認められるわけではないので、履歴書を書く際に「どこにどう書けばいいのかわからない……」という方も多いかもしれませんね。

そこでこの記事では、高認試験合格と学歴の関係、そして履歴書の書き方の実例について解説します。
また、就職の面接時に注意すべき点にも触れますので、面接を控えている方もぜひ参考にしてみてください。

高認を取得した場合の学歴はどうなるの?


高認試験は、「高等学校を卒業した者と同等以上の学力を認定するための試験」です。
合格すれば、高卒者と同じように大学や短大、専門学校の受験資格を得ることができます。
また、就職でも高卒者と同等にあつかわれ、資格試験なども受けることができます。

しかし、得られるのはあくまで「高卒者と同等」ということの証明であり、「高校卒業」という学歴ではありません。
そのため、高認試験に合格しても、高校以上の学校を卒業しない限り、最終学歴は中卒になります。

高認の取得は履歴書の学歴欄に書かないほうがいい?

高認試験の合格は学歴とは関係ないものなので、「学歴欄に書くべきではない」と思いがちです。

しかし、高認試験に合格したことを履歴書の学歴欄に記載しないと、中卒あるいは高校中退からいきなり大学入学のような見え方になり、学歴の流れが分かりにくくなってしまいます。

また、高認試験は、知識や技能を証明する一般的な資格試験とは異なり、一定以上の学力があることを国が認定するものです。

そのため、履歴書の学歴欄に記載しても問題はないと考えられます。

それでも不安がある場合は、学歴欄と資格欄の両方に記入するようにしましょう。
併記する場合の例は、以下の通りです。

<記入例>

【学歴】
〇年3月 〇〇中学校 卒業
〇年4月 〇〇高等学校 入学
〇年×月 〇〇高等学校 中途退学
(〇年△月 高等学校卒業程度認定試験合格)
〇年4月 〇〇大学〇〇学部 入学
【資格】
〇年△月 高等学校卒業程度認定試験合格

高認取得を履歴書に書く時の注意点

就職の面接は、履歴書をもとにおこなわれます。
そして、履歴書に高認取得について記載すれば、高校卒業ではなく高認試験受験を選んだ理由について聞かれる可能性があります。

そのため、あらかじめ質問対策をしておくことが大切です。

高認取得者が面接でよく聞かれるのは、以下のような内容です。

・高校へ行かなかった理由や高校を中退した理由
・高認取得をした理由
・高認取得するまでの間、何をしていたか

いずれの場合も、「高校が面倒だったから」「何となく」といった回答では、マイナスイメージが強くなってしまいます。
高校中退も、高認取得も、ステップアップのために不可欠だったと前向きにアピールするようにしましょう。

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