こんにちは、四谷学院の佐々木です。

今日は、少し未来のことについてお話ができればと思います。

高校を中退した方でも、高認資格を取得したり通信制高校などを卒業したりすれば、大学・短大への進学や就職など次のステップに進むことが可能です。

でも、高校という枠がなくなり、選択の幅が広がったせいで「どうすればいいのかわからない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

ここで、大学・短大への進学を考えている方たちに特におすすめしたいのが「高認」という選択肢です。いったいどうしてなのか。今回は高認が将来に役立つ3つの理由を説明しますので、ぜひ参考にしてください。

高校を中退しても現役で大学生になれる

最初にことわっておきますが、「高卒」の学歴が欲しい方に高認はおすすめしません。

高認に合格して得られるのは、「高卒生と同等以上の学力がある」という文部科学省のお墨付きだけです。高卒資格が欲しい場合は、通信制や定時制などの高校を卒業しなければなりません。

だけど、高認に合格して大学や短大を卒業すれば、最終学歴は「大卒」、「短大卒」です 。となると、「高卒」という学歴にこだわるのはあまり意味がないかもしれません。

それに、「高卒」という学歴を手に入れるためには、最低3年間は学校に通わないといけません。特に、高校を中退してほかの学校へ転入・編入して卒業を目指すとなると、卒業までに4年かかることだってあります。

でも、高認なら2日間かけて行なわれる試験で必要科目に合格すればOKです。さらに、高1を修了した方なら半数以上の科目が、高2を修了した方なら全科目が免除(得意科目1科目だけ合格すればOK)となる場合もあります。

しかも、高認は正しい対策をすれば最短2ヵ月半で全科目合格することも可能。

ですから、高校を中退した場合でも、高認に合格すれば現役生と同じタイミングで大学へ進学できるのです。

高認試験の知識は大学受験にも直結!ムダなく次のステップへ進める!

たしかに、通信制高校や定時制高校を卒業すれば「高卒」の学歴は得られます。だけど、卒業するためには学校の試験や課題、レポート提出などさまざまなハードルをクリアしなければなりません。

でも、高認試験なら合格に必要な勉強をするだけです。しかも、高認試験合格のために身に付けた知識・学力は、そのまま大学受験にも活かせるものばかり。無駄がありません。

しかしながら、高認で要求される学力レベルと大学合格に必要な学力レベルには大きなギャップがあるのが現実です。そこで四谷学院では、「高認からの大学受験コース (スリーハーブズコース)」という、高認から大学受験を目指す高認生のためのコースをご用意しています。1年半かけて大学合格に必要な学力をしっかり身に付けていきます。

最初の半年間は高認生だけのクラスで、高認と大学受験のギャップを埋める基礎固めのオリジナル授業を実施。その後の1年はいわゆる“浪人生”と一緒に本格的な受験勉強に取り組み、志望校合格を目指します。

「ついていけるかな……」と不安を覚えるかもしれませんが、最初にしっかり基礎を固めるから大丈夫です。半年後には、浪人生と肩を並べられるくらいの実力がきちんと身に付いています。

ただ、実力が付いている実感がない方が多いようで……高卒生コースと合流する最初のクラス分け発表後に、「自分がこんなにレベルの高いクラスなんて、何かの間違いでは!?」と駆け込んでくる方が毎年何人もいます(笑)。

もっと自分を信じてください。高認試験の対策をしていくなかで、自分でも気付かないうちに「基礎学力」が身に付いているのです。もちろんそれは、大学受験でも大きな武器になります。

四谷学院なら高認から東大・早慶・医学部合格も!

いくつかの高認対策予備校や通信制高校を比較・検討される方も少なくありません。そのような方たちからは、「大学受験までしっかりサポートしてくれるのは、四谷学院だけ」という声をよく聞きます。

たとえば、通信制高校は「高卒資格」を取るのが目的です。大学へ進みたいと思ったら、受験対策のためにほかの塾や予備校に通わなければなりません。実際、四谷学院に通っている生徒さんのなかにも、通信制高校に通いながら大学受験の勉強をしている方はいます。

でも、四谷学院なら大丈夫。高認から大学受験まで一気に走り抜けることができます。

しかも、四谷学院のシステムは、中学レベルから大学受験までムリなく取り組めるのが大きな特徴。

なかには、高校を中退して2年間のブランクを経て四谷学院に入学し、東京大学理科一類に合格した子や、中学時代から不登校だったにもかかわらず医学部に合格した子もいます。

四谷学院は、単なる予備校ではありません。高認から行きたい大学に合格できる予備校です。

もっとも、今はまだ「先のことなんて考えられない」という方もいると思います。

実際、四谷学院の高認コースに入ってくる子たちでも、最初は「大学受験までは考えていない」というケースは珍しくありません。どんなに力を持っていても、自分に自信が持てない高認生は多いです。でも、高認に合格すると「大学受験もやってみようかな」と前向きな気持ちに変わるのです。

もちろん、大学進学は選択肢の一つ。今すぐ決める必要はありません。それはまた、そのときが来たら一緒に考えていきましょう。