こんにちは、四谷学院の田中です。

今日は、高認試験の会場の様子をお話します。
全国のすべての会場を見てきたわけではないのですが、みなさんからの報告を元にお伝えしますね。

とにかく色々な人がいる!

「すっげーいろんな人がいた!」
こんな報告をよくいただきます。

ホント、いろんな人がいます!
四谷学院の受講生だけでも色んな人がいますが、それに輪をかけていろんな人がいます。

四谷学院の受講生は、割と真面目な方が多い印象です。
やはり、大学受験予備校が母体なので「勉強すること」を大切にされますし、「がんばりたい!」という気持ちの方が多いと思います。
たとえクールな顔をしていても、心の中はホット!
こんな感じじゃないかな?と思っています。

高認試験の会場の様子に、話を戻しましょう。

予備校や個別教室にいると、年齢的にもちょっと浮いちゃうかな~
というようなネクタイ&スーツでビシッと決めたオジサンも普通にいます。

年齢もさまざま、ファッションもさまざま。

「私、結構フツーかも・・・」
と報告してくれた生徒さんもいました。
自分は、悪い意味で目立っちゃうからイヤって思い込んでいたんですね。でも全然そんなことなかった!

午前だけ、1科目だけでもOK

高卒認定試験は、全部で8科目とか9科目とか受験することになります。免除科目があれば、もっと少なくできます。
自分の受験科目の試験に間に合うように、場合によっては朝早くから会場に入ります。
午後も試験があれば、お昼ご飯を食べてから、午後の試験を受けます。それが2日間あります。

お昼の時間は、会場の近くにコンビニに大行列ができます。
もちろん、休憩時間は決まった時間ですから、
「間に合わないかも?」
とドキドキするかも。
だから、あらかじめお昼ご飯をもっていくことをオススメします。

お弁当でもいいし、自宅や最寄り駅の近くのコンビニで買っておくといいでしょう。
とにかく、会場近くのコンビニは混み合います。
中には、会場近くにそもそもコンビニがない!なんてこともありますよ。

お昼ごはんが必要な方は、事前に準備してきましょう。

1科目でも受験OK

高卒認定試験は、一度に全科目を受験する必要はありません。

「全部一回で合格しないといけない!」というふうに大きな誤解をしている方が多いんです。
たしかに大学受験だと、その日の一発勝負ですし、英検や漢検、資格試験のほとんどが全科目1回で受験しますね。

しかし、高認試験は1科目ごとの合格が可能です。

たとえば

「国語と英語だけうけよっかな」 → オッケーです。
「午前はきつい、午後だけこれる?」 → オッケーです。
「2日間はちょっとムリ。1日だけもいい?」 →もちろん、オッケーです。

ただし1個だけ注意。
事前に出願しないと、受験はできません。

だから、必要な科目は一応全部出願しておいてくださいね。

なんと!「午後から受験」「2日目だけ受験」など、その日、その時に決めることができます。
受験した科目のみ、しっかり採点してもらえますよ。

保護者の方へ
受験は代われませんが、出願は代わりに行うことができます。
もし本人がそのときは乗り気でなくても、ぜひ出願手続きを済ませておくことをおすすめします

別室受験も可能

出願のときに申請しておけば、試験当日は、別室にも対応してくれます。
周りを気にせずに受験できる環境ですから、必要であれば申請しておきましょう。

別室受験の申請には、医師の診断書が必要です。

万が一、当日に体調を崩したり気分が悪くなったときには、会場のスタッフに声をかけましょう。

ほかにも、忘れ物があったり、受験票をなくしたりしたときには、まずは試験会場にいるスタッフの人に聞いてみましょう。
親切に対応してくれますから、遠慮なく相談して大丈夫ですよ。

もちろん、忘れ物のないように、前日はかならず持ち物チェックをしてくださいね。

持ち物リスト

  • 受験票
  • 筆記用具(シャーペン・エンピツ・消しゴム)
  • 腕時計
  • サイフ
  • 交通系ICカード(SuicaやPASMOなど)
  • お昼ご飯 ※1
  • 飲み物 ※2
  • メガネやコンタクトレンズ・目薬など
  • ハンカチ・タオル・ティッシュなど
  • お薬など

※1
会場には時計がなかったり、見えなかったりすることがあります。当日、腕時計はかならず用意しましょう。
携帯電話などを、時計代わりに見ることはできません!

※2
8月の試験では脱水症状にならないように、多めに用意しておきましょう。
11月の試験では、あたたかい飲み物がオススメ。リラックスできます。

受験後の感想

正直に言いましょう。
「行きたくない」と言っていた生徒に限って、「行ってよかった」と言ってくれます。
そんな風に感じます。

「試験会場に行く」「試験を受ける」
これは大きなハードルです。
簡単なことではありません。

駅まで来たけれど・・・
会場のイスに座ったけれど・・・
それでも受験せずに帰る受験生も珍しくありません。

受験できることは、すごいことなんです。

今、不安に思っているよりも意外と平気なことかもしれません。
あるいはすっごくつらいかも知れません。

しかし、受験できたら、「何かを乗り越えること」ができると思います。
私たちも精一杯サポートします。
いっしょにがんばりましょう!