こんにちは、四谷学院の田中です。
高認試験は年に2回ありますが、会場は各都道府県に1ヶ所程度。
だから、「行く」のも結構大変だったりします。
不安でもまずは行こう
知っていますか?
高認試験は、出願者数と受験者数には差があるんです。
つまり、出願しても実際に受験しないケースもある、ということ。
体調が悪かったり、勉強が進まなかったり、あるいは仕事だったり・・・
理由はさまざまです。
もちろん、体調が悪いのに無理をして受験する必要はありませんが(次回もある!)
もしもあなたが体調は悪くはないけれど、不安を感じるということであればとりあえず行きましょう!
「なんとなく、ダメかも」
「もう逃げてしまいたい」
「なんだか不安」
その気持ちは、とてもよく分かります。
「絶対、オレ合格できるから!」
と思っている受験生はめったにいません。
しかし当然ながら、試験に行かなければ 絶対に合格はできません。
まずは会場に行くことが第一歩です。
事前に下見をしよう
高認試験の会場は、大学などの学校や地域の施設が多く利用されています。
受験生が「初めて行く場所」ある可能性が高く、すこし緊張するかもしれませんね。
たとえば、東京では明治大学や東京工業大学が、高認試験会場です。
正直・・・私も中までは入ったことはありません。
大学や施設はもちろんですが、最寄り駅も初めて行く駅というケースもあります。
そもそも、「受験」で緊張しているのに
「アレもはじめて、これもはじめて」では、必要以上にドキドキしてしまいますね。
ですから、事前に会場を下見することをオススメします。
一度でも行ったことがある、見たことがあるというだけで、ずいぶんと心が楽になりますよ。
「下見に行こう!」と思うとなかなか、足が向かないと思いますので、散歩がてらいってみては?近くまででもいいので、気軽に行ってみましょう。
誰かと一緒に行ってもOK
高認試験では、保護者の方が送り迎えするのも珍しいことではありません。
初めての会場ですし、誰かと一緒のほうが気が楽になることもあります。
もしも、家族の人が「いっしょに行こう!」と言ってくれたのであれば、ぜひいっしょに行きましょう。
不安があるなら「いっしょに来てくれない?」と頼んでみるのもよいでしょう。
恥ずかしいことでも何でもありません。
普通にあることです。
もちろん、一人で行ってもまったく問題ありません。
一人で行っても何の心配もないからです。
分からないことは、会場に試験スタッフがいますので、気軽に質問できますよ。
ここだけの話ですが・・・この試験スタッフの方、すっごく親切!
これまで何度も会場に足を運びましたが、余りの親切さに何度も感動しました。
たとえば、こんなエピソードがあります。
周りのひとに迷惑をかけてしまわないか不安で、試験どころではなくなってしまいました。
そこで思い切って、試験のスタッフの方に事情を説明したところ・・・
午後の試験からは、別室試験をできることになったんです。
おかげで周りの目を気にすることなく、集中して試験を受けることができました。
ほかにも、ひと抱えもあるエンピツの束を脇に抱えて、全力ダッシュしていくスタッフの人を見かけたこともあります。
風のように走っていきました。笑
おそらく…筆記用具を忘れてしまった受験生のためにエンピツを持っていったのでしょう。
また、試験会場には医務室も準備されています。看護師さんかな?と思う方を見かけたこともあります。
体調が悪くなっても、安心ですね。
試験会場の人たちは、受験生を全力でバックアップしてくれます!
合格するためのフォローがお仕事。
試験会場は、安心なところです。
実際に行ってみたら・・・
直前期になると・・・・
「どうせ、受かるはずないし」
と言って、行き渋る生徒たちをたくさん見てきました。
そんなときは、
「受けてみないと、わからないよ!」
と、半ば無理やり送り出します。
もちろん、本人だって「どーしても、行きたくない!」というわけではないんです。
不安と戦っているんですよね。
時には(ちょっと)強めに背中を押すのも、必要なサポートだと思います。
すると・・・
「ほら!受かったじゃん!」となることがほとんど。
本人からも
「受けてよかった」「こんな感じなら、がんばろっかな」「大学も行きたいな」
という言葉も出てきます。
ちなみに・・・
当日、もし全科目受けられなくても、1科目だけでも受けたら採点してもらえるんです。
たとえば、午前だけ/午後だけでもOKですし、1日目だけ/2日目だけでも受験できます。
受験した科目は採点してくれるので、あきらめなくてダイジョウブです。
全部受験してなくても、オッケーなんですよ。
自信がないから、不安になって、だから会場に行きたくない。
でも、会場に行ったら不安がなくなって、合格したら自信がつく。
分かりますよね。
大事なことなので、もう一度言います。
「会場に行くこと」
これが大事です。
もし、四谷学院のクラスに出席できなかったとしても、家でテキストに取り組んでいたなら、
もし、テキスト全部は終わらなかったとしても、半分は取り組んだなら、
合格の可能性があります。
それに、運も実力のうち。
高認試験は、マークシートですからね。分からないならとりあえず「マーク」しましょう。