こんにちは、四谷学院の田中です。
高認試験は1つのテストではなく、科目ごとのテストを受験します。
すると・・・
「どの科目を受験すればいいか分からない!」
「どっちの科目を選べばいいの?」
という疑問が出てきます。
この記事では、高認試験のプロの目線から科目の選び方をお伝えします。
【参考記事】
受験科目数は少なくする
科目の選び方には、何パターンかあります。その結果、少なくとも8科目、多ければ10科目の受験が必要です。
学習の負担を最小限に抑えるためにも、受験する科目数は少なくしましょう。
免除科目を調べる
高校に通ってことがある場合は、必要単位が取れていれば、高認試験で免除される科目があります。
科目数が1つでも減れば、それだけ学習負担が減りますから、免除科目がないかチェックしておきましょう。
社会はAを選ぼう
社会(地理歴史)は、AとBがあります。
AとBの違いは、ずばり扱う範囲の広さ(狭さ)です。
Aを高校で学ぶ場合、標準単位は2単位。
一方、Bの標準単位は4単位。Bは、Aの2倍の授業時間をかけて学びます。
その分、内容はくわしく、範囲も広くなっているのです。
「高認試験の合格」が目標であれば、やはりAの選択がオススメです。
大学進学を目指す人はBを選んでもOKですが、まずはAでざっくりと学んで、あとからBでくわしく学んでいくほうが効率的です。
英語・数学・国語・世界史A・現代社会・地理(※)・科学と人間生活・生物基礎 ※
※「日本史A」「地理A」はお好みでOK
※後半3科目が選択科目です。
大学進学を目指す人は、大学受験で選択予定の科目を高認試験でも選びましょう。
理科は合計2科目
理科の選び方は、大きく2パターンあります。
1つは、合計2科目になるパターン。もう1つは、合計3科目になるパターンです。
「理科の免除科目がある」など特別な理由がない限り、合計2科目を選択しましょう。
受験生が多い科目は?
ほとんど選択する方がいらっしゃらないため、四谷学院では、「物理基礎」の科目の開講はありません。
オススメは「生物基礎」もしくは「化学基礎」です。「化学基礎」には、計算問題があります。もしもアナタが「計算が苦手」であれば、「生物基礎」を選べばOKです。