こんにちは、四谷学院の田中です。

来年から高校2年生に進学する予定の方で、高校を辞めたいと思っている方、そしてその保護者の方から、ご相談をいただく時期になりました。

この記事では、新高校2年生の高認からの大学受験について解説してきます。

中退後もどこかに所属すべき

事情があってどうしても新高校2年生になる前に、学校をやめたい、ということがあるでしょう。こうした場合、大学受験までの2年間をどう過ごすかというのは、とても重要です。
もちろん自宅で勉強をすることはできると思いますが、2年って結構長いんです。たとえ、毎日図書館に通うと決めたとしても、学校と違って先生から具体的なサポートを受けることができないので、本人にも、そしてご家族にも心理的な負担が意外とかかります。

「どこかに所属していること」「家以外にも居場所があること」というのは、とても大切なポイントとなります。

単位がとれている場合

新高校2年生の場合、1年生の時に結構な科目数の単位がとれているケースがほとんどです。つまり、高認試験を目指すときに「免除される受験科目がいっぱいある」ということです。あるいは、高認試験は高校在学中でも受験できますので、高1で既に高認に合格している、ということもあるかもしれませんね。

すると、「高認試験対策コース」に所属するよりも、「大学受験コース」に所属したいと考えるのではないでしょうか?

新高2生は受験生ではない?

実は、朝から授業がスタートする大学受験コースには、「高校を卒業した者」「新高3生の年齢の者」が対象となっている予備校があります。
つまり、高校1年生で中退した場合には、大学受験コースに入れないのです。高校を辞めているから朝からガッツリ勉強したいと言っても、大学受験コースには入れず、夕方から夜の現役生コースや完全個別指導になってしまうんです。

自宅で勉強をしていると、試験の最新情報は自分で探すしかありません。ちょっとした勉強の相談もできないですし、あるいは先輩方の経験談なども全く入ってこないという状態になります。
不便であるとか情報が足りないという以前に、「自分でやるしかない」と精神的に追い詰められてしまうというケースも聞きます。それを支えるご家族もなかなかハードな2年間を過ごすことになります。

大学受験コースに入ろう!

新高2生でも、すでに多くの単位がとれていたり、すぐに高認合格できそうだったりする場合には、大学受験対策を並行して進められた方がいいと思いませんか?

四谷学院の場合、「高校には進学していない」「高校は辞めている」「高認は合格済」の新高2生は、高卒生コース(大学受験科)への入学がOKです!このタイプの入学者は、毎年何人もいます。実際、新高2生でもどんどん勉強が進んで、大学受験までの期間の大半を「大学受験生」として過ごしています。

大学受験勉強すぐスタートさせたいなら

高認試験対策よりも、大学受験対策をすぐにスタートさせたい場合には、本格的な大学受験コースに入って勉強を始めるのがおすすめです。ほかの人は1年しかないところを、1年以上の受験期間が確保できるので、余裕ある受験生ライフを過ごすことができます。実際に、「まだ2年生の年齢だけど、今でも難関大学合格できちゃうね!」という学力まで伸ばしてしまう生徒もいます。

もちろん、大学受験勉強をスタートさせるためには、一定の学力とともに、2年間を走りぬく体力・気力も必要です。
新高2生で、大学受験コースに混ざるのはまだ不安を感じる方や、受験までじっくり取り組みたいという人は、夏までは完全個別指導や現役生コースを利用して、自分のペースで取り組むことも可能です。そして、9月からスタートする高認生のための大学受験1年半コースで本格的な受験体制にもっていく、という方法もあります。

まずは四谷学院の説明会にご参加ください。あなたにピッタリの学習スタイルを提案いたします。