高卒認定試験、その存在は知っていてもなんだか難しそう…と思っていませんか?
高認試験は、高等学校卒業程度認定試験。あなたが高校を卒業したのと同程度の学力があることを認定してもらうための資格試験です。
まずは高認試験の合格率や難易度を知った上で、ぜひチャレンジを考えてみてください。

この記事では、高卒認定(高認)試験の合格率や合格ライン、そして試験の難易度についてお話ししていきます。

高認試験の難易度

高校受験や大学受験などは、定員が決まっている試験です。そのため、受験者数が定員を上回る場合には、成績のいい人から順番に合格することになります。どんなにがんばっても、自分より優秀な人がいる限り合格することができません。

しかし、高認試験には定員がありません!一定の合格ラインを超えれば、受験者数や合格者数に関係なく合格できる試験です。理屈では、全員が合格ラインを超えたら、全員合格できる、ということですね。順位を気にすることなく、自分のがんばりを認めてもらうことができます。

科目合格も可能

高認試験は科目ごとに合格でき、年に2回のチャンスがありますから、計画的に学習すれば短期間での合格も目指せます。

しかも、一度合格した科目は、その後の受験では免除されます。免除科目はこちらのページで解説しています。

▶四谷学院高認HOME >高卒認定試験とは? >免除科目の確認

問題のレベルは?

高卒認定試験では、みんなが解けないような複雑で難しい問題は出題されません。オーソドックスな問題が大半ですから、基本的な知識さえ身についていればしっかり得点できます。例えば、大学入学試験や共通テストよりも基本的で、容易な内容となっています。全科目において、合格ボーダーを超えるには、中学校の基礎、そして高校1年生までの学力があれば十分です。

高卒認定試験の合格点

高認試験の合格点は、例年100点満点中の40点くらいです。合格ラインは高くありません。基礎ができていれば40点以上は取ることができる内容です。50点がとれたら合格は間違いないでしょう。

高認試験の評価

高認試験には、各科目の得点に応じた「評価」があります。
評価は3段階で、Aは100~80点、Bは79~60点、Cは59~合格最低点です。「合格成績証明書」に記載されています。得意科目はぜひAを目指しましょう!

高認を取得して大学を受験する場合、多くの大学では、出願時にこの「合格成績証明書」の提出が必要です。高校で言うところの「調査書」の代わりになります。

高認試験の出題形式はマーク式

高卒認定試験の問題形式は4~5つの選択肢から答えを選ぶマークシート形式です。答えを考えて文章で書く記述形式の問題は出題されません。
ただし、数学については基本的に自分自身で計算などをする必要がありますから、運だけで合格するのは難しいところです。

高卒認定試験の合格率

高認試験は年2回行われますが、1回の受験で約40%の人が全科目合格して大学入学資格を取得しています。また、1科目以上合格している人は全体の約9割です。この数字から、高認試験は合格しやすい試験であると言えるでしょう。

高認試験の短期合格を目指すなら

四谷学院は、40年以上の指導実績を持つ高認試験のエキスパートです。
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