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【古文】頻出項目をおさえよう!学習のポイント

最終更新日:2020/11/12

※この記事は約3分で読めます。

こんにちは、四谷学院通信講座の田中です。
今日は、古文の学習のコツをお伝えします。

古文は難しい?

「古文は苦手」という方は少なくありません。

古文の問題は、日本語ではあるのだけれど、皆さんが日常で使う「現代語」ではないので、正直、読みにくいですよね。
その代わりといっては何ですが、
試験で出題されるのは、単純な内容ばかりです。
内容は「現代文」の評論のような、難しいものはほとんど出てきませんから、安心してくださいね。

頻出古語を確実に覚えましょう。

「でもさ、日本語だけど、日本語じゃないでしょ!」
「文法も単語も、今とはぜんぜん違うし・・・」

ということで、まずは単語を覚えましょう。

高卒認定試験で出やすいポイント

テストによく出る古語は、意外と決まっているんです。
たとえば・・・読み方は現代語と同じなのに、意味は違うという言葉。
これは、特に試験で出題されやすいんですよ。

たとえば・・・
「やがて」は、「すぐに、そのまま」という意味です。
これを現代語の「やがて」と思ってしまうと、文章の意味が全然違ってきますね。

頻出古語はある程度決まっています。
そのため、一般的な「古文」のテキストではなく、高卒認定試験に特化したテキストや通信講座で勉強すると効率よく学べますよ。

必要最低限の文法をマスターしましょう。

次に重要なのは「文法」です。
数学と同じで、台形の面積を求めるにも、公式がわからないと掛け算自体はできても、「答え」が出ませんよね。

古文にも文法がありますので、しっかりマスターしましょう。

今、文法、苦手だなぁ、と思ったあなた!
大丈夫、現代語と古文、文法はそれほど多くは違いません。
なんとなく耳にしたことのあるフレーズもきっとありますよ。

古語同じく、高卒認定試験での出題ポイントは絞られていますので、まずは頻出の文法から攻略していきましょう。
ここでは、「助動詞」について紹介しますね。大・頻出です!

否定の助動詞

具体的には「ず」「じ」「まじ」という助動詞です。
特に「ず」は注意!
「ざら、ざり、ざる、ざれ」の形もありますから、活用形もいっしょに覚えましょうね。

「む」に注意

「む」「ん」「むず」「んず」と出てきたら、打消と思ってはいけません。
(現代語だと、打消しっぽいですけれど・・・)

「~だろう」か「~しよう」で訳します。


たとえば・・・「雨降らん」は、「雨が降るだろう」ということです。

2つの「ぬ」

「ぬ」には2つの意味があります。
区別して覚えましょう。

● 完了の助動詞の終止形、つまり「~た」と訳すもの
→「風吹ぬ。」(風が吹いた)

● 打消の助動詞の連体形、つまり「~ない」と訳すもの
→「風吹ぬは」(風が吹かないのは)

このように意味が正反対になっちゃうんです。

音読してみましょう。

古文の学習において「音読すること」は大変効果的です。
実際にやって見ると、お分かりだと思いますが、
どこで区切るのかわからない!ということがよく出てきます。
現代文を音読するより、かなり難しいと思いますよ。

特に主語を考えながら読むことが大切です。試験でもよく問われますから「誰が何をどうしたのか」を考えて読みましょう。

 

 

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