このブログでは、不登校や高校中退で悩まれている方、高認試験(高等学校卒業程度認定試験)を検討されている方、学習塾・予備校・オンライン授業をお探しの方、そしてその保護者の皆様に、役立つ情報やヒントになる情報をお伝えします。
四谷学院には、不登校や高校中退から夢を実現する生徒が毎年たくさんいます。
そうした生徒は、どのような状況で四谷学院に来て、どのように成長していったのか――。
第1回 ⇒ゲーム依存で高校中退。高認試験合格「自分一人では抜け出せなかった」
第2回 ⇒高校に馴染めず対人恐怖症に「はきそうなくらい緊張」高認コースに入学→遂に大学合格しました
第3回 ⇒今、ご覧の記事です
今回は、テストに対して強い恐怖心があった生徒の例を紹介します。
目次
テストが怖い。不登校で高校中退
テストになると緊張でお腹が痛くなり、授業の単位が取れずに中退したしてしまった生徒、近藤さん(仮名)のケースを紹介しましょう。
近藤さんの場合
私はテストになると、緊張でお腹が痛くなってしまう。
なぜかはよく分からないけど、自分の答案に×を付けられるのが、それを自分の目で見るのが怖いのかもしれない。
だから、試験を思うように受けられず、それで授業の単位も取れず、高校を中退することになってしまった。
そんな私が高認試験を受けることに決めたのは、自分でも驚いた。
でも、親に連れて行かれた四谷学院の説明会で話を聞いていると、自分にもできるかもしれない、やってみようかなと思えた。
最後まで頑張りきれた四谷学院の授業
私は高1の夏で高校を中退したため、高認は全科目の8科目受験。
四谷学院には、こんな時間割で通っていました。
緊張から寝坊をしたり、疲れて休んでしまうこともあったけど、
遅刻をしても、先生が笑顔で受け入れてくれたので、自分のペースで最後まで頑張ることができた。テストに慣れるよう、過去問をたくさん解いた。
高認試験は全科目一発合格
高認試験の当日は母に試験会場までついてきてもらった。
何度でも途中下車してトイレに行けるように、すごい余裕を持って家を出た。
自分にはもう高認試験しかないから、試験の二日間を必死に頑張った。
試験の途中もトイレに行った。最後まで解くことができない科目もあった。
でも、こんな状態でも合格できたのは、四谷学院で合格点ギリギリを狙うのではなく、緊張していつも通りの力が出せなくても合格できるくらいの十分な力をつけてもらえたからだと思う。
私は、自分が180度変わったとは思わない。
でも高認に合格したことで、少しだけ自分に自信が持てた。
四谷学院で過ごす中で、自分の特性と上手に付き合いながらやっていく方法を見つけることができた。
これは、これからの人生でも大きな財産になると思う。
あなたは、1人じゃない
不登校になっている人や高校を辞めてしまった人の多くは、自分だけが学校に行けていないと悩んでしまいがちです。
でも、全国の中高生の約15万人が不登校の状態だと言われており、そのうち高校に進学しなかった人や高校を中退した人は毎年5万人以上に上ります。
決して、あなた一人だけではありません。
夢を叶える道は、他にもある
高校に行けなくても、高校を辞めたとしても、そこで人生が終わるわけではありません。例えば、定時制・単位制・通信制高校へ進学する道もありますし、高卒認定試験を受けるという道もあります。
高校生活に疑問を感じた人たちの中には、最初から高校には進学しないで、数ヵ月で高認試験に合格し、その後は自分のやりたいことに時間を充てる人もいます。
大切な自分の時間をどう使うか考えたとき、無理をして高校に通うことが最善の道ではないこともあるのです。
未来が無限に広がる
大切なのは、夢や目標が見つかったときに、その進路を選択できることです。
それを可能にする方法の1つが、「高等学校卒業程度認定試験」(通称:高認試験)です。この試験に合格すれば、就職の際に高卒資格と同等に扱われるばかりでなく、大学・短大・専門学校・各種国家試験などの受験資格を得ることができます。
高認試験は、高校に進学しなかった人や高校を中退した人が夢を見つけたとき、その道を切り拓く手段の1つなのです。
合格だけじゃない、高認試験に挑戦するメリット
高認試験に挑戦するメリットは、合格すること以外にもいろいろあります。
試験対策のために四谷学院に通学するようになり、規則正しい生活リズムを取り戻せた、昼夜逆転が治った、友達ができた、いい先生に出会えた、勉強の仕方がわかった、自分もやればできることがわかった・・・
そして、最初は「私なんか…」と自信を失っていた人たちが高認に合格することで自信を取り戻し、自分の進路を自由に選択できるようになったことで、その先に進みたいという気持を持てるようになります。
もし今「このままでは不安」、「現状を変えたい」、「自分に自信をつけたい」と思っているのであれば、ぜひ一度、あなたのお話を聞かせてください。