せっかく中高一貫校へ入学したのに、環境や人間関係が合わなくて不登校…。今後のことが不安になり、どうしていいのかわからなくなってしまいますよね。
そこで今回は、中高一貫校で不登校になった場合に取りうる選択肢をご紹介するとともに、最短1年以内で大学受験への切符を手に入れることができる「高等学校卒業程度認定試験
」について、体験談を交えて解説します。
中高一貫校で不登校になったら?
中高一貫校で不登校になっても、成績優秀な場合や欠席期間が短い場合には内部進学が可能な場合があります。内部進学の要件は学校によって異なるので、まず確認してみましょう。ただし内部進学の場合、環境や人間関係の改善はあまり見込めません。その点も考慮して、内部進学すべきかどうかを判断しましょう。
学校になじめず不登校となっている場合には、他校に進学すれば登校できるようになるケースも多いです。また、私立高校の中には入学試験の点数のみで合否を判断するというところもあるので、内申点が足りない方でも受験対策をきちんとすれば進学しやすいです。しかし他校に進学する場合には、入学金や新たな制服などが必要となります。
また、通信制高校も選択肢の一つとしてあげられます。通信制高校は面接や作文のみで入学できるところも多く、入学のハードルは低めです。しかし、通信制高校では大学受験のサポートはほとんど行っていません。大学進学を考えている場合には、高校の勉強とは別に大学受験の準備をしなくてはならないので、とても大変です。
高卒資格の取得は遠回りかも!?「高認」という選択肢もある
高卒資格にこだわるのならば、何らかの形で高校を卒業する必要があります。しかし、中高一貫校で不登校になって休学・あるいは他校へ再入学すると、高校卒業までに3年以上かかることがあります。また、当然のことながら費用もかさみます。
しかし、大学進学を目標としているのならば、高卒資格は必ずしも必要ありません。高等学校卒業程度認定試験(高卒認定試験)に合格すれば「高校を卒業した人と同等以上の学力がある」と認定され、大学の受験資格を得ることができるからです。
高卒認定試験ならば1年以内での合格も可能なので、高校へ行っていなくても同級生と同じタイミングで大学へ進学することもできます。また、費用負担も少なくてすみます。さらに、他の高校生たちよりも多くの時間を受験勉強に割くことができるというメリットもあります。
実際、中高一貫校で不登校となり、その後高卒認定試験を経て大学へ進学した先輩たちからは、
“中学から不登校になって高校一年で学校をやめましたが、高卒認定試験→大学受験と最短ルートで進めて良かったです。”
“進級が絶望的になったところで高校を中退しましたが、高認試験に合格して大学受験に臨むことができました”
といった声が届いています。
中高一貫校で不登校になったら、高認試験で大学受験資格を得よう
中高一貫校で不登校になった場合、無理に内部進学や他校への進学を検討する必要はありません。高卒認定試験に合格すれば、大学受験への道がひらけます。
四谷学院では、ブランクのある方でも無理なく学べるように、基礎からていねいに授業を進めます。また、高卒認定試験から大学受験を目指す方のための合格プログラムも用意しており、科目別能力別授業・55段階個別指導で大学受験対策も万全です。
さらに、先生たちは皆気さくで、同じような経験をしている生徒が多く在籍するので、人間関係に悩む方でも安心して通うことができます。中高一貫校での不登校に悩んだら、まず一度ご相談ください。