高等学校卒業程度認定試験(高認試験)は、けっして難易度の高い試験ではありません。
実際、近年では1回の受験で、40%の人が全科目合格しています。
参考記事:大検と高認の違いは?

とはいえ、勉強で挫折経験があると、高認試験合格に自信が持てないこともあるかもしれません。

そこでこの記事では、高認試験の勉強に自信が持てない方のために、自信が持てない原因や、日々の学習に自信を持つコツをご紹介します。

高認の勉強に自信がない原因


高認試験を受けると決めても、勉強に自信が持てないと、なかなか積極的になれないものです。
そこで、勉強に自信が持てない原因を分析してみました。

勉強する習慣がついていない

勉強する習慣がなく、勉強に自信が持てない人もいます。
机の前に座っているのが苦手で、座っていてもついつい、スマートフォンなどを触ってしまうことも。

とくに、人の目が気にならない自宅では、勉強しようと思ってもまったく進まない可能性があります。

中学校で学んだことを忘れてしまった

高認試験で要求される学力は、それほど高くないといわれています。
ただそれでも、中学校から高校1年生程度のレベルは必要です。
中学校で学んだことを忘れてしまっている場合や、そもそも身についていない場合は、いきなり高認試験の勉強にとりかかっても内容を理解できず、自信を失うことがあります。

何から勉強すればいいのかわからない

学校では時間割や定期テストがあり、否応なく勉強する環境が整っています。
しかし、高認試験の勉強を一人で始めようとすると、範囲が広すぎて何から手をつければいいのかわからなくなってしまいます。

どの程度勉強すべきかもわからず、その焦りから自信喪失につながる可能性もあります。

高校中退などに対する精神的なダメージが大きい

中学卒業後に進学しなかったり、高校を中退したりすると、同級生に対する劣等感が生まれがちです。
また、高校を卒業しなかった自分を責めるなど、メンタル面の影響で、勉強に自信が持てないという人もいるかもしれません。

「高校中退は人生の選択肢の一つ」と割り切ることができなければ、自信の回復は難しくなります。

高認の勉強に自信を持つコツはある?


高認試験の受験にあたり、勉強に自信を持ち、「絶対に受かる!」と信じることは大切です。
そこで、勉強に自信を持つために、だれでも実践できるコツをいくつかご紹介します。

勉強習慣を確立する

勉強習慣のない人は、勉強をルーティンワーク化して勉強習慣を確立しましょう。
「朝起きたら30分間勉強する」「夜寝る前に必ず参考書を読む」といった方法でもいいですし、「午前中は図書館で勉強し、スマートフォンはカバンから出さない」といった工夫もおすすめです。

勉強習慣が確立するだけでもそれは大きな進歩であり、自信を持つキッカケになります。

他人との比較は無意味だと気づく

他人と比較すると、もし比較した相手が自分より優秀であれば、勉強に対する自信がなくなります。
高認試験は、合格点に達すれば何人でも合格する試験なので、他人と比較して競争する必要はありません。

他人の学力があなたより優れていても、あるいは、劣っていても、それらはあなたの合否にはまったく関係がないことです。

そう考えると、他人と自分を比較して自信をなくす必要はないですよね。

がんばっている自分をほめる

昨日より何かができるようになったら、自分をほめましょう。
ほめることは、自信につながります。

一方、勉強がうまく進まなくても、あまり自分を責めないでくださいね。
自分を責めるのは、自信喪失につながるからです。

うまくいかない部分については「そんなこともあるよね」と軽く受け止め、気持ちを切り替えてステップアップを目指しましょう。

高認の勉強に自信を持てない人におすすめの四谷学院

それでも高認試験の勉強に不安がある方は、四谷学院の高認コースをおすすめします。

四谷学院の高認コースは、少人数制のアットホームな授業で、勉強しやすい環境が整っています。
また、高認専門のベテラン担任が、勉強内容だけでなく生活面もしっかりサポート。
なんでも相談できます。

さらに、必要に応じて中学校レベルまでさかのぼり学習するので、ブランクの長い人でも安心です。

もちろん、授業でわからなかったことは、先生達に質問ができます。
高認コース専用の自習室もあるので、集中して勉強できますよ。

中学卒業や高校中退以降、勉強から離れている人は、ぜひ四谷学院をご検討ください。

高認試験に合格して、将来の可能性を大きく広げましょう。