こんにちは、四谷学院の田中です。

高卒認定試験は、以前は「大検」という名前でした。
この、「大検」の時代には、全日制高校に籍を置いている場合は、仮に休学中であっても大検は受検できなかったんです。

しかし、高卒認定試験になって、どの高校に在籍していても、休学していても、受験が可能になりました。

在学(休学)中に受験する場合


高認試験で全科目合格した場合、「高認資格」が取得できます。
在学・休学中の高校をやめたとしても、大学受験をすることができるようになります。

なお、合格した科目を高校の単位として認定してもらえることもあります。
認定するかどうかは、各学校の校長先生の判断となりますので、高卒認定試験を受験する前に高校の先生と必ず相談しておきましょう。

単位として認定され、高校を卒業した場合は、最終学歴は「高卒」となります。

すでに単位がすべてそろっている場合


高認試験の受験科目は、英語、数学、国語、社会、理科です。
体育や家庭科などの試験はありません。

高校に在学中でも、上記の科目の単位がとれていることがあります。
つまり、高認試験の受験科目が全て免除。

その場合でも、最低1科目以上は高認試験を受けなければなりません。
1科目だけ受験すればOKなので、試験科目の中から得意な科目を選びましょう。