こんにちは、四谷学院の田中です。
高校中退したけれど、これからどうしよう・・・
頭を悩ませている人もいるのではないでしょうか?
これからの人生はまだまだ長い!
あせらずにこれから進むべき道を考えればいいだけです。心配することはありません。
中退後の道
何らかの事情で高校を中退した場合、その後の主な進路は5つです。
(2)通信制の高校へ行く
(3)単位制の高校へ行く(通信を含む)
(4)ほかの高校へ編入する
(5)高卒認定資格を取得する
最終学歴が『中学卒業』となると、就職する上でもかなり選択肢が狭くなることは覚悟しなければなりません。
『高校卒業』もしくは『高認資格取得』した場合と、中卒の場合は、大きな違いがあります。
高校へ行きなおす場合
(2)通信制の高校へ行く
(3)単位制の高校へ行く(通信を含む)
(4)ほかの高校へ編入する
5つのルートのうち、4つは「高校」が進路です。
卒業すると、最終学歴が「高卒」となります。卒業後、専門学校や短大・大学に進むこともできます。
それぞれについて簡単に説明します。
夜間に通学します。一般の高校に通いますが、時間帯だけが異なります。
高校によって、行事は全日制(日中に通学するコース)と一緒に行う場合もあります。
基本的には自宅で勉強します。スクーリングという通学する日も設定されています。
試験の代わりとなる課題として「レポート」が課されることが多くあります。
「学年制」とは異なり、学年ごとに取得する単位数が決まっていないので留年することはありません。
3年間で必要な単位を修得できれば、卒業することができます。
通学の場合、遅刻・欠席に厳しいという特徴もあります。
家からの距離や人間関係、校風などから、高校を変えることで高校生活がガラリと変わることがあります。
もし不本意ながら高校中退することになった場合には、「ほかの高校へ編入・転校する」という方法もあります。
高認資格を取得する場合
高認資格は、正式には「高等学校卒業程度認定資格」と言います。
高校を卒業したのと同じくらいの学力を持っていることを認定する国家資格です。
取得後、最終学歴は「高卒」にはなりませんが、高卒と同様に、専門学校や短大・大学に進むこともできます。
試験は年に2回、8月と11月に行われます。試験を受けて必要な科目に合格すれば、「高認資格」を取得できます。
もっとも大きなメリットは「自宅で勉強できる」という点です。
受験科目数は、最少で8科目。1回合格した科目は、生涯合格が認められます。1回で全科目を合格しなくてもよいので、数年かけて計画的に勉強することも可能です。
なお、年齢制限はありません。
高校に通ったことがある場合や「英検」などの検定試験に合格している場合には、試験が免除になる科目があります。