この記事では、高校中退後の進路について、進学・就職を目指すときのポイントをまとめました。

高校を中退しても、他校に編入して高卒資格を得れば進学や就職の道が拓けます。
また、高等学校卒業程度認定試験(高認試験)に合格すれば、高卒者と同等のあつかいを受けることができます。

高校を中退したとしても進路の選択肢はいくつかありますから、人生が終わるわけではありません。
ぜひ前向きに、高校中退後の進路を考えていただけるとうれしいです。

高校中退から進学したい場合の進路


高校中退後、「やっぱり勉強したい」「進学したい」という場合には、ほかの高校への編入・専門学校への入学・高認試験の受験といった選択肢があります。

ほかの高校への編入

高校中退後、ほかの高校へ編入して卒業すれば、高卒資格を得ることができます。

編入先としては、全日制・定時制・通信制の各高校があります。
全日制高校は編入生の受け入れに積極的ではないところが多く、また編入時に学力試験を課す場合が多いため、ハードルが高めです。

一方で、定時制高校や通信制高校は、高校中退者の受け入れ体制が整っています。

定時制高校は全日制高校と同じように毎日通う必要がありますが、夕方から夜にかけて授業が行われることが多いので、働きながら通うこともできます。
ただし、全日制に比べて1日の授業数が少なめなので、卒業するまでに4年かかることもあります。

通信制高校では自宅学習が中心となりますが、スクーリングもある程度必要になります。
スクーリングの頻度・日数は高校によって大きく異なるので、通いやすさにも注意して選びましょう。

専門学校への入学

中卒者を対象とした「高等専修学校(専修学校高等課程)」へ入学し、専門技術を学びながら高卒資格を得る方法もあります。

高等専修学校は全国に約500校あり、理容・美容、自動車整備、簿記、医療(准看護師養成)、服飾関連などさまざまな分野の学校があります。
3年制の学校では、所定の単位を修得すれば高卒資格を得ることができます。

高認試験を受ける

高卒資格にこだわらず、時間をかけずに大学などへの進学を目指したい場合には、高認試験の受験がおすすめです。

高認試験は、高校を卒業していない人ならだれでも受験できます。
高認試験に合格しても高卒資格は得られませんが、大学や短大、各種専門学校の受験資格を得ることができます。

高校中退で就職は難しい?

高校を中退すると、最終学歴は中卒になります。
中卒でも就職できますが、正社員率は低く、職種も限定的です。
また、中卒だと生涯年収も低めになってしまうので、将来の安定性を求めるなら高卒以上の学歴があるほうが有利でしょう。
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したがって、高校中退後に就職を目指すのであれば、ほかの高校などへ編入して高卒資格を得るか、高認試験の受験をおすすめします。
高認試験に合格しても高卒資格は得られませんが、高卒者と同等の学力があると認められるため、就職で不利にあつかわれることは少なくなるかもしれません。
また、一部の公務員試験の受験資格も得ることができます。

大学進学を目指すなら予備校に通う選択肢もアリ!


高認試験で必要な学力レベルはそれほど高くないため、独学で合格することも不可能ではありません。
しかし、大学受験まで視野に入れているなら、四谷学院の「高認からの大学受験コース」がおすすめです。

このコースでは、高認合格から1年半かけて大学進学を目指します。
最初の半年間でていねいに基礎固めをし、残りの1年は科目別能力別授業と55段階個別指導で学力を無理なく引き上げます。
独自のカリキュラムにより、難関大学合格も夢ではありません。

四谷学院で高認からの大学合格をめざそう!

高校を中退しても、進学や進路の選択肢が狭くなるわけではありません。
しかし、最終学歴が中卒のままでは、就職や将来に不安を抱えることになるかもしれません。

そこでおすすめなのが、高認試験です。
高認試験に合格すれば、就職で高卒者と同等のあつかいを受けることができますし、大学への進学も目指せます。

四谷学院の高認コースは、中学レベルの基礎から学び直すため、ブランクがある方も安心してスタートすることができます。有名大学や難関大学を目指すことも可能なので、がんばり次第で未来への道を拓くことができます。
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