高等学校卒業程度認定(高認)試験に合格して大学受験をする受験生は、高校を卒業した受験生とは出願時に提出する書類が異なります。
今回は、高認生が大学に出願する際に必要な書類について解説していきます。

高認生が大学受験で必要になる証明書

高認生が大学受験で必要になる証明書はこちらです。

高認生が大学受験で必要になる証明書
・合格証明書
・合格成績証明書
・高認の免除科目がある場合、大学によっては高校の成績証明書も必要

この3種類の証明書で何が必要か?は各大学によって異なります。出願する大学の「受験要項」をしっかり確認して、必要書類を間違いなくそろえましょう。

証明書発行時の注意点

大学の出願時に提出する証明書は、「発行されてから3か月以内の物」が必要となるケースがほとんどです。期限中の証明書でないと、出願しても「無効」になってしまうんです!

大学受験のピークは1月以降です。
もしも、1月に出願締切の場合なら、12月に入ってから年内に届くよう請求する受験生がほとんどです。請求から1週間程度で到着しますから、焦らなくても大丈夫!
「忘れないようにしなきゃ!」と早い時期に請求すると、出願までに有効期限が切れてしまうこともありますので、要注意です。

よくある失敗例

第1回高認試験(8月実施)の合格通知が9月にきます。そのタイミングで大学受験に必要な証明書を請求してしまうと・・・・翌年1月頃の一般入試の締め切りの出願には使えなくなるんです!
実は、四谷学院でも過去に8月試験の結果通知が届いてすぐに、同封されていた「合格証明書交付願」で10通ほど請求して、全て有効期限が切れてしまうため、再度取り直しをした子います。1通250円かかりますので、もったいないですね!(合計2,500円以上!!)

あとから慌てて証明書を発行し直してもらったり、最悪の場合には大学受験ができなくなったりしてしまうので、証明書の準備には十分に気をつけましょう。