こんにちは、四谷学院の田中です。
試験の直前期、なにを優先して勉強したらいいんだろう?
と不安になっていませんか?
今日は直前期にやるべき勉強について解説していきます。
動画で見たい方はこちら。
模擬試験にチャレンジする
試験まで1ヶ月を切ったら、模擬にチャレンジしましょう。
逆に言えば直前期まで模擬試験をする必要はありません。
その理由は・・・
まずは基礎をしっかり身に付けるべきだからです。
試験対策というと「模擬試験」や「過去問題」を活用するのはよくあることです。
しかし、早く取り組みすぎるとデメリットも大きいんです。
たとえば・・・「苦手な分野を捨ててしまう」「得意な分野を逆におろそかにする」
「基本ができていないのに問題演習ばかりして、結局身につかない」
せっかくがんばっているのに、がんばる方向を間違ってしまう恐れがあります。
直前期に模試を受けることで、こんなにメリットがあります。
(1)苦手を知ることができる。
だから、直前の限られた時間で効率よく復習できる。
(2)形式に慣れる。
だから、本番で100%実力を発揮できる。
模試を受けるなら、直前期がベストタイミングです。
過去問題にチャレンジする
模擬試験と同じく、過去問題にチャレンジするのも直前期がベスト。
ただし、取り組むときには、この2つの注意点を必ず守りましょう。
(1)時間を計ろう
本番と同じように時間を計って取り組みましょう。
見直しもキチンと時間内に行うようにします。
できれば、本番と同じ時刻でチャレンジしてみます。
夜型の人は、朝型に変えるチャンスです。
(2)採点したら必ず復習しよう
過去問題も模試も、やりっぱなしでは効果半減。
「どこを間違えたのか?」
「どうすれば正解できたのか?」
必ず解説を読んで復習しましょう。
過去問題は、文部科学省「高認試験」のホームページで確認することができます。
しかし、残念ながら解説はついていません。
必ず解説を入手して復習してください。
全科目満遍なく復習する
直前期に「苦手な科目」に集中するのはよいことです。
ただし、「得意な科目」も週に1回は取り組むようにしましょう。
苦手な科目ばかり取り組んでしまって、得意だったはずの科目で落ちてしまった・・・
となっては悔してあきらめきれませんよね。
また、苦手な科目ばかりだと、「本当に合格できるのだろうか」と気分も落ち込み勝ち。
これでは勝利の女神は逃げていってしまいます。
「よし!大丈夫!」と前向きに取り組めるよう苦手な科目と得意な科目のサンドイッチ勉強法をオススメします。
頭の切り替え練習をする
実際の試験は、1時間ごとに頭を切り替えて別の科目の問題を解くことになります。
今日は1日中数学、明日はずっと英語・・という勉強を続けていると、アタマの切替えがうまくできなくなってしまうことも。
「これからは数学!」
とパチッとスイッチが切り替わるように、直前期は1日3-4科目取り組みのがオススメです。
まとめ
直前期の学習法、いかがでしたか?
もし、やっていないものがあったら、ぜひ取り入れてみてくださいね。
これから高認試験を目指す方は、
「模試」「過去問題」に取り組むタイミングは要チェックです!