この記事では、高認からの大学受験を目指す方に知ってほしい「共通テスト」についてお話します。
今回は、スケジュール編です。
高認11月受験生の共通テストまでの最短ルート
高認試験は、8月に1回目、そして11月に2回目の試験が実施されます。
そして、大学入学共通テストは1月に実施されます。
共通テストの出願締切が10月初旬なので、
「11月試験で高認に合格しても、次の共通テストは受験できないなあ…」
と思っている人もいるのですが・・・
実は、
第2回の高認試験受験者も、共通テストの出願はできます!
注意点
出願は9月なので、大学受験を目指している方は、高認試験の受験前ですが、「大学入学共通テスト」に出願しておきましょう。
出願さえしておけば、11月の高認試験に合格した年度の共通テストを受験することができます!
高認11月受験生が共通テストを受験するのに必要な書類
高認試験の「受験案内」に「令和〇年度 大学入学者選抜 大学入学共通テスト出願資格申告書」が添付されていいます。この書類を共通テストの出願時に同封しましょう。
高認試験に合格することで「大学受験資格」を得ることができるのですが、共通テストの出願期間の関係上、
「高認試験を受験予定ですよ」
という書類を添えることで、共通テストに出願することが認められるんです。
この書類を同封しないと、頑張って勉強していたとしても、共通テストの出願が認められませんので、気をつけましょう!
注意点
もし、高認試験が不合格だった場合でも、共通テスト自体は受験することができ、採点もされます。
しかし、大学の出願資格が「高認合格」であれば、高認には合格していないため、その大学の入試にはチャレンジすることができません。
高認8月に合格していたら?
高認試験の第1回は8月に行われます。合格発表は8月末~9月初旬なので、届いている合格証書のコピーで共通テストの出願はできます。
なお、合格証書のコピーでもOKなのは共通テストのみです。各大学へ提出する証明書は、文部科学省に請求して発行してもらわないといけませんので、注意しましょう。